アリソン・デインジャー

アリソン・デインジャー（Allison Danger、本名：キャシー・アリソン・コリノ）は、1977年3月31日、カナダのマニトバ州ウィニペグで生まれました。彼女は女子プロレスラーとして知られ、そのキャリアを通じて、数々のインディ団体で活躍しました。また、実兄はプロレスラーのスティーブ・コリノです。

高校時代、アリソンはチアリーダーとして活動する傍ら、フィールドホッケー、ソフトボール、陸上競技にも打ち込むマルチアスリートでした。高校卒業後は、アイスホッケー選手として2年間プレーしました。多様なスポーツ経験が、彼女のプロレスラーとしての基礎を築いたと言えるでしょう。

プロレス界へは、兄であるスティーブ・コリノの紹介でECWに入団したのがきっかけです。当初はマネージャーを務めていましたが、2000年5月にプロレスラーとしてデビューを果たしました。その後は、ECWのみならず、数多くのインディ団体を転戦し、その活動はヨーロッパや日本にも及びました。日本へは、AtoZやCHICK FIGHTS SUNなどの団体に参戦しています。

2004年には、ROH（Ring of Honor）に参戦し、さらに活躍の場を広げました。そして、2005年には、女子プロレス団体であるSHIMMERを旗揚げし、女子プロレス界の発展に貢献しました。SHIMMERは、多くの才能ある女子レスラーを輩出し、女子プロレスの地位向上に大きく貢献した団体として知られています。

2013年4月9日、アリソン・デインジャーは引退を表明しました。引退試合は、同年4月14日にSHIMMER57で行われ、Leva Batesとのタッグで、浜田文子&チアリーダー・メリッサ組と対戦しました。試合では、SHIMMER王者のメリッサからギブアップを奪い、見事有終の美を飾りました。

得意技
オクラホマ・ロール

タイトル歴
IWFタッグチーム選手権（w / Rapid Fire Maldonado）
ICWA女子選手権
NBWA女子選手権
WORLD-1女子選手権
WCEWディーバ選手権
* WXW女子タッグチーム選手権（w / Alere Little Feather）

アリソン・デインジャーは、その多才な運動能力と、プロレスに対する情熱で、多くのファンを魅了しました。彼女の引退は、女子プロレス界にとって大きな損失でしたが、彼女が築き上げた功績は、今後も語り継がれていくでしょう。

もう一度検索