アルプちゃん

松本市のマスコットキャラクター「アルプちゃん」

アルプちゃんは、長野県松本市のマスコットキャラクターとして、2006年に誕生しました。名前は一般公募で決定し、北アルプスをイメージした愛らしい姿が特徴です。松本市の市制100周年を記念して登場し、当初は記念事業終了とともに役目を終える予定でしたが、市民からの熱い支持を受け、現在も松本市の顔として活躍を続けています。

アルプちゃんのデザインと特徴

アルプちゃんのデザインには、松本市の様々な魅力が取り入れられています。

帽子: 北アルプスをイメージした帽子は、岳都としての松本を象徴しています。
ヴァイオリン: 手に持ったヴァイオリンは、楽都としての松本の文化を表現しています。
服装: 緑色の服は美しい松本の自然をイメージし、黄色い模様は松本市の形を表しています。
髪飾り: 花の髪飾りは、全国の花いっぱい運動発祥の地である松本市を象徴しています。

アルプちゃんの秘密

アルプちゃんには、以下の11項目の「アルプちゃん心得」があります。

1. 北アルプスの妖精であるため、性別はない。
2. アルプス誕生の頃から存在するため、年齢は不明。
3. 妖精であり、人間は入っていない。
4. 好きな食べ物は、梓川りんご、山辺のぶどう、そばなどの松本名産品。
5. 好きな飲み物は、りんごジュース、アルプスの天然水。
6. アルプちゃんの声は、心の耳で聞く。
7. 北アルプスの山に住んでいる。
8. アルプスから飛んでくることがあり、どこに現れるか不明。
9. 乗り物はベロタクシーやタウンスニーカーが好き。
10. 自然が好きで、好きな花はレンゲツツジ、好きな木はアカマツ。
11. 基本的に松本名物が好き。

松本山雅FCとの関係

松本市は、Jリーグの松本山雅FCのホームタウンでもあります。アルプちゃんは、山雅がJリーグに参入する以前から試合会場を訪れており、チームのマスコット的な存在として親しまれてきました。2008年には、北信越フットボールリーグ開幕戦で始球式を務めたこともあります。現在では、山雅の試合会場だけでなく、アウェイ戦にも応援に駆けつけるなど、チームと強い絆で結ばれています。

グッズ展開

アルプちゃんは、様々なグッズが販売されています。ぬいぐるみは、2006年に初登場して以来、デザインを変えながら複数回販売され、人気を集めています。その他にも、ストラップ、ボールペン、タオルなど、多くの関連グッズが販売されています。また、松本市内では、アルプちゃんの石像や、アルプちゃんのイラストが描かれたタウンスニーカーも存在します。さらに、フジドリームエアラインズの機体にもアルプちゃんのステッカーが貼られ、松本市のPRに一役買っています。

アルプちゃんの着ぐるみ

アルプちゃんの着ぐるみは、イラストを忠実に再現したノンバルーンタイプです。手首の袖のようなものが見える点が特徴で、横顔は平べったく、手は子供用の手袋に似た形をしています。足は長靴を履いたように見えます。

その他

アルプちゃんは、ゆるキャラグランプリなどのイベントには参加していませんが、松本市民からは深く愛されています。アルプちゃんの活動は、松本市の魅力を広く発信する上で、重要な役割を果たしています。



アルプちゃんの今後の活躍にも期待しましょう。

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