アルプス公園 (松本市)

アルプス公園

長野県松本市にあるアルプス公園は、豊かな自然に囲まれた総合公園です。園内には、山と自然博物館、小鳥と小動物の森、アルプスドリームコースターなど、様々な施設があり、一日を通して楽しむことができます。特に、国営アルプスあづみの公園と区別するため、「松本アルプス公園」と呼ばれることが多いです。

公園の拡張

2007年（平成19年）に公園は北側へ拡張され、総面積は約71ヘクタールに拡大しました。この拡張に伴い、466台収容可能な東入口駐車場が新たに整備され、サービスセンターや古民家体験学習施設、自然を生かした遊歩道なども設けられました。

園内施設

遊具

公園には、子供たちが楽しめる大型滑り台や屋外トランポリン、アスレチックなどの遊具が設置されています。これらの遊具は、子供たちの冒険心をくすぐり、活発な遊びを促します。

アルプスドリームコースター

アルプスドリームコースターは、ボブスレータイプの滑走系有料施設です。全長995メートルのコースをソリに乗って滑り降りる爽快感は格別です。特に、スタート地点までソリに乗ったまま戻れるという珍しい特徴があり、小さなお子様から大人まで楽しめます。営業期間は3月から12月までで、繁忙期には待ち時間が発生することもあります。また、携帯電話のバーコードリーダーを使った乗車記念写真の販売も行っており、滑走中の思い出を形に残すことができます。

山と自然博物館

山と自然博物館は、登山道具や動物の剥製、植物の標本などを展示する博物館です。1939年に松本記念館に山岳室が設置されたのが始まりで、1975年にはアルプス山岳館として開館しました。その後、アルプス公園の整備に合わせて建て替えられ、2007年に現在の山と自然博物館としてリニューアルオープンしました。館内には国土交通省の無線中継所も併設されています。5階には無料の展望台があり、標高35.5mの高さから周囲の景色を一望できます。この博物館は、松本市立博物館の分館としても位置づけられています。

小鳥と小動物の森

小鳥と小動物の森は、松本市制施行70周年を記念して作られた小さな動物園です。サル、キツネ、タヌキなどの動物が飼育されており、インコなどの小鳥の美しい鳴き声も楽しめます。動物たちと触れ合い、自然を身近に感じられる場所として、多くの人に親しまれています。

アクセス

公共交通機関

松本バスターミナルからアルピコ交通の「ぐるっとまつもと」アルプス公園行きのバスで約20分、終点下車です。ただし、このバスは1日に2本（10時と14時発）しか運行していません。また、信大病院行きのバスで「深志高校裏」、または山城口行きのバスで「北蟻ヶ崎」で下車後、徒歩約30分でもアクセス可能です。これらの路線はアルプス公園行きよりも便数が多いため、より便利に利用できます。北蟻ヶ崎バス停からは、松本駅行きのバスも利用できます。

自家用車

長野自動車道・松本インターチェンジから車で約25分です。

周辺の公園

松本市内には、アルプス公園の他にも、あがたの森公園、芳川公園、城山公園、松本平広域公園（信州スカイパーク）など、多くの公園があります。これらの公園も、それぞれ異なる魅力があり、市民の憩いの場となっています。

関連情報

松本市立博物館の分館の一つです。
松本市の名所・旧跡の一つです。
松本市の歴史に触れることができます。

外部リンク

アルプス公園公式HP（TOYBOX）
松本市公式サイト内のアルプス公園のページ
アルプス公園 (@toyboxalpspark) - X（旧Twitter）
アルプス公園 (@alps_park) - Instagram
松本市 山と自然博物館 - 新松本物語

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