松本
バスターミナルは、
長野県松本市中心部に位置する主要な
バスターミナルです。
アルピコ交通(旧社名:松本電気鉄道)が運営する松電
バスターミナルビル1階にあり、市内・近郊
路線バスに加え、
高速バスや特急バスも発着しています。
松本駅お城口から徒歩圏内にあり、観光客や地元住民にとって利便性の高い施設となっています。
バスターミナル内には、バス乗降場、案内所(チケット売り場)、待合所が備えられています。案内所にはカウンターと券売機があり、
高速バスや特急バスの乗車券、市内・近郊バスの定期券や回数券の購入が可能です。
アルピコ交通上高地線(松本電鉄)の定期券・回数券も購入できます。のりばは色分けされた案内板とライトで分かりやすく表示されており、スムーズな乗降をサポートしています。
以前は地下1階に案内所がありましたが、ビルの改装に伴い1階に移転しました。ビルには、かつてイトーヨーカドーが営業していましたが、
2017年に撤退し、現在はアルピコプラザという商業施設に生まれ変わっています。地下1階から6階まで、ショッピングや飲食を楽しめる空間が広がっています。
路線と発着場所
松本
バスターミナルでは、多数の
路線バスと
高速バスが運行されています。路線の詳細については、
アルピコ交通のウェブサイトを参照ください。
2024年3月16日には、いくつかの
路線バスののりばが変更されました。横田信大循環線、信大横田循環線、浅間線、新浅間線が
松本駅お城口に移転したことに伴い、
バスターミナルの1番のりばと2番のりばは休止され、バスの駐機場所となりました。また、並柳団地線(系統2)は
松本駅お城口から
バスターミナル4番のりばに移転しています。現在も、多くの
路線バスが
バスターミナルから発着しています。
高速バスや特急バスは、主に6番から10番のりばを使用していますが、運行状況によって変更となる場合があります。
上高地や乗鞍方面へのアクセスは、
松本駅から
アルピコ交通上高地線を利用し、新島々駅でバスに乗り換えるのが一般的です。松本
バスターミナルから直通バスも運行されていますが、本数は限られています。
夜行
高速バスの一部は、
バスターミナルの閉鎖時間帯に配慮し、ファミリーマート
松本駅東口店前に設けられた11番のりばを使用しています。
バスタ新宿(新宿駅南口)行
京都・大阪(梅田)行
名古屋(名鉄バスセンター)行
高山行
新穂高温泉行
信州まつもと空港行
上田駅お城口行
長野BT行(廃止)
成田空港行
東京ディズニーリゾート行
歴史
松本
バスターミナルの歴史は古く、1950年代から
路線バスの運行が始まりました。その後、イトーヨーカドーの開店や路線の増減、
バスターミナルの改築などを経て、現在の姿となっています。近年では、商業施設の刷新や路線の再編が行われ、より利便性の高い施設となっています。
周辺情報
バスターミナル周辺には、
松本駅(JR
篠ノ井線・
大糸線、
アルピコ交通上高地線)、アルピコプラザホテル、井上百貨店、丸善、JA中信会館などがあります。
まとめ
松本
バスターミナルは、
松本市の交通の要衝として重要な役割を果たしています。多くの
路線バス、
高速バスが発着し、周辺には商業施設や観光スポットも充実しています。松本を訪れる際には、ぜひ利用してみてください。