アルベルト・バルドナード

アルベルト・ルイス・バルドナードのプロ野球選手としての経歴

基本情報

アルベルト・ルイス・バルドナードは1993年2月1日にパナマのコロン県コロンで生まれたプロ野球選手であり、現在は読売ジャイアンツで活躍しています。ポジションは投手で、左打左投の選手です。

経歴

プロ入りまでは

バルドナードは2010年にアマチュア・フリーエージェントとしてニューヨーク・メッツと契約し、プロの世界に足を踏み入れました。彼は傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・メッツでプロデビューし、その後もメッツ傘下のマイナーチームでプレーを重ね、2017年まで在籍していました。しかし、メジャーリーグへの昇格は果たせず、同年のオフに自由契約となりました。

カブス傘下時代

2017年12月11日、バルドナードはシカゴ・カブスとマイナー契約を結びました。2018年にはAAA級アイオワ・カブスで37試合に登板し、7勝2敗、防御率4.88、66奪三振という好成績を残し、パシフィックコーストリーグのオールスターにも選ばれる活躍を見せました。しかし、2019年5月17日に自由契約となります。

独立リーグとメキシカンリーグ

その後、バルドナードは2019年6月にアトランティックリーグのハイポイント・ロッカーズと契約し、13試合に出場して防御率1.98と好成績を残しました。同年7月にはメキシカンリーグのモンテレイ・サルタンズに移籍し、12試合で防御率1.59という素晴らしい数字をマークしましたが、2020年1月には自由契約となりました。

ナショナルズ時代

2020年2月、バルドナードはワシントン・ナショナルズと再びマイナー契約を結びましたが、新型コロナウイルスの影響でシーズンが遅れ、5月には自由契約となりました。2021年1月には再度ナショナルズとの契約を果たし、シーズンではAAA級ロチェスター・レッドウイングスで活躍。9月1日にはメジャー契約を結び、フィラデルフィア・フィリーズ戦でメジャーデビューを果たしました。

巨人時代

2023年7月1日、バルドナードは読売ジャイアンツに加入し、背番号49を背負いました。来日初登板は7月15日のヤクルト戦であり、シーズン終盤にはクローザーとしても活躍し、21試合の登板で2勝1敗、7ホールド、防御率1.69を記録しました。オフには9000万円での契約更新が決まりました。

選手としての特長

バルドナードはその速球である158km/hのストレートに加え、シンカーやスライダーなど多彩な球種を持っています。特に高い奪三振率が彼の大きな武器です。今後も成長が期待される選手です。

公式記録

NPB初記録

• - 初登板：2023年7月15日、対東京ヤクルトスワローズ
• - 初奪三振：同上
• - 初ホールド：2023年8月17日、対中日ドラゴンズ
• - 初勝利：2023年8月23日、対東京ヤクルトスワローズ
• - 初セーブ：2024年5月10日、対東京ヤクルトスワローズ

バルドナードが今後どのような活躍を見せるのか、ファンと共に注目していきたいところです。

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