アレハンドロ・ロメロ・ガマーラ

アレハンドロ・ロメロ・ガマーラ（カク）

プロフィール

アレハンドロ・セバスティアン・ロメロ・ガマーラ（Alejandro Sebastián Romero Gamarra）、通称カク（Kaku）は、1995年1月11日生まれのアルゼンチン出身のサッカー選手です。パラグアイ代表としても活躍しており、ポジションは主に攻撃的ミッドフィルダーです。

クラブ経歴

カクは、アルゼンチンのブエノスアイレス州シウダデーラで、パラグアイ人の両親のもとに生まれました。幼少期からCAウラカンのユースチームで育ち、2013年にトップチームに昇格しました。

2013年10月12日、プリメーラB・ナシオナル（アルゼンチン2部リーグ）のCAアルドシビ戦でプロデビューを果たしました。翌2014年9月14日のアトレティコ・トゥクマン戦ではプロ初ゴールを記録し、チームの勝利に貢献しました。

2013-14シーズンには、コパ・アルヘンティーナで優勝、チームのプリメーラ・ディビシオン（アルゼンチン1部リーグ）昇格に大きく貢献しました。続く2014年シーズンには、スーペルコパ・アルヘンティーナでも優勝を経験するなど、CAウラカンの主力選手として活躍しました。

2017年12月23日、カクはメジャーリーグサッカー（MLS）のニューヨーク・レッドブルズへの移籍を発表しました。2018年シーズンはリーグ戦34試合に出場し6ゴールを挙げるなど、1年目から主力選手として定着しました。しかし、2019年4月14日のスポルティング・カンザスシティ戦で、試合中に苛立ちからボールを観客席に蹴り込んでしまい、それが観客の顔面に直撃、重傷を負わせるという事件を起こし、一発退場処分を受けました。この行為は大きな非難を浴び、カクのキャリアに傷をつける出来事となりました。

2021年2月1日、カクはアル・アインFCに移籍し、新たな挑戦を始めました。

代表経歴

カクは、2015年にニュージーランドで開催されたFIFA U-20ワールドカップに、U-20アルゼンチン代表として出場しましたが、チームはグループリーグで敗退しました。

2018年、カクは両親の国籍であるパラグアイを選択し、パラグアイ代表としてプレーすることを表明しました。2018年6月12日には、日本との親善試合でパラグアイ代表デビューを果たしました。翌年のコパ・アメリカ2019には招集されませんでしたが、2019年9月5日の日本戦で来日し、同月11日のヨルダン戦で代表初ゴールを記録しました。

プレースタイル

カクは、卓越したテクニックと創造性を兼ね備えた攻撃的なミッドフィルダーです。ドリブル突破やパスでチャンスを作り出す能力が高く、得点力も兼ね備えています。また、積極的な姿勢と闘志あふれるプレーも魅力の一つです。

脚注

アレハンドロ・ロメロ・ガマーラ - National-Football-Teams.com
アレハンドロ・ロメロ・ガマーラ - Soccerway.com
アレハンドロ・ロメロ・ガマーラ - FootballDatabase.eu
アレハンドロ・ロメロ・ガマーラ - WorldFootball.net
アレハンドロ・ロメロ・ガマーラ - Transfermarkt.com
アレハンドロ・ロメロ・ガマーラ - メジャーリーグサッカー
アレハンドロ・ロメロ・ガマーラ - AS.com
MLS.com

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