アンゲリク・ケルバー

アンゲリク・ケルバー（Angelique Kerber）は、1988年1月18日生まれ、ドイツ・ブレーメン出身の女子プロテニス選手です。身長173cm、体重68kgで、左利きであり、バックハンドは両手打ちです。自己最高ランキングはシングルス1位、ダブルス103位で、WTAツアーでシングルス14勝を挙げています。グランドスラムでは、2016年全豪オープン、2016年全米オープン、2018年[[ウィンブルドン選手権]]で優勝を果たし、2016年にはWTAツアー年間チャンピオンにも輝きました。

来歴

ポーランド出身の両親を持つケルバーは、3歳からテニスを始め、2003年にプロ転向しました。初期はITFサーキットで経験を積みました。2007年の全仏オープンでグランドスラム初出場を果たしましたが、1回戦で敗退。同年のウィンブルドンと全米オープンでも初戦敗退となりました。フェドカップでは日本戦で2敗を喫しましたが、チームは勝利し、ワールドグループ残留を決めました。

2008年[[全豪オープン]]でグランドスラム初勝利を挙げ、2010年にはツアー初の決勝に進出しましたが、準優勝に終わりました。2011年全米オープンでは、ノーシードからベスト4に進出。これは、1996年のシュテフィ・グラフ以来となるドイツ人女子選手の快挙でした。準決勝ではサマンサ・ストーサーに敗れましたが、世界ランキングは30位以内に入りました。

2012年には全豪オープンで初のシード選手となり、パリ大会でツアー初優勝を果たしました。その後、デンマーク・オープンでも優勝し、ツアー2勝目を記録しました。全仏オープンとウィンブルドンではベスト8、ベスト4に進出。ロンドン五輪にも初出場し、準々決勝で敗退しました。

2016年はケルバーにとって飛躍の年となりました。全豪オープンでは、決勝でセリーナ・ウィリアムズを破り、グランドスラム初優勝を飾りました。ウィンブルドン選手権では準優勝に終わりましたが、リオ五輪では銀メダルを獲得しました。全米オープンでは決勝でカロリナ・プリスコバに勝利し、グランドスラム2勝目を挙げ、世界ランキング1位に到達。ドイツ人女子選手としては、グラフ以来2人目の快挙でした。

2017年はランキングを落としましたが、2018年には全豪オープンでベスト4に進出し、全仏オープンで6年ぶりにベスト8に進出。そして、ウィンブルドン選手権では決勝でセリーナ・ウィリアムズにリベンジを果たし、見事優勝。グランドスラム3勝目を飾りました。2018年のシーズンを世界ランキング2位で終えました。

2019年以降は、大きなタイトルを獲得することはできませんでしたが、常にトップレベルの選手として活躍を続けています。

WTAツアー決勝進出結果

シングルス：32回（14勝18敗）

ダブルス：2回（0勝2敗）

4大大会優勝

女子シングルス

全豪オープン：1勝（2016年）
ウィンブルドン選手権：1勝（2018年）
全米オープン：1勝（2016年）

4大大会シングルス成績

（略語の説明は省略）

（各大会の成績は省略）

脚注

（脚注は省略）

外部リンク

アンゲリク・ケルバー - WTAツアーのプロフィール
アンゲリク・ケルバー - ビリー・ジーン・キング・カップのプロフィール
アンゲリク・ケルバー - 国際テニス連盟
アンゲリク・ケルバー (@AngeliqueKerber) - X（旧Twitter）
公式サイト（英語・ドイツ語・ポーランド語）
* ウィキメディア・コモンズには、アンゲリク・ケルバーに関するカテゴリがあります。

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