アンサー
Sound Scheduleが
2005年1月19日にDANGUY RECORDSよりリリースした、通算8枚目にあたる
シングル作品です。前作となるマキシ
シングル『スペシャルナンバー』からおよそ7ヶ月の間隔を置いて発表されました。
概要
本作『アンサー』は、
Sound Scheduleが2006年1月の活動休止に入る前に発表した最後の
シングルとして位置づけられています。彼らの第一期活動の締めくくりを飾る重要な作品であり、後世のファンからも注目される一枚です。CD形式のマキシ
シングルとして発売され、表題曲を含む全3曲が収録されています。
収録曲
シングルには以下の3曲が収められています。
1.
アンサー (5:07)
作詞:
大石昌良
作曲:
川原洋二
編曲:
Sound Schedule
シングルのタイトルを飾る楽曲です。NHK BS2にて放送されていた情報番組『週刊なびTV』のエンディングテーマとして使用されました。キャッチーなメロディと歌詞が特徴的な、彼らの代表曲の一つです。
2.
ミーティング (3:33)
作詞・作曲:
大石昌良
編曲:
Sound Schedule
この楽曲は、ボーカルの
大石昌良が作詞・作曲の両方を手掛けています。
Sound Scheduleらしい、日常の風景を切り取ったような親しみやすい世界観を持つ楽曲です。
3.
コンパス (4:09)
作詞:
大石昌良
作曲:
川原洋二
編曲:
Sound Schedule
作詞を
大石昌良、作曲を
川原洋二が担当した楽曲です。この曲は複数のタイアップを持っており、プロサッカークラブの
ジュビロ磐田の
イメージソングとして使用されたほか、同年に開催された
第84回全国高等学校ラグビーフットボール大会のテーマソングにも採用されました。力強いメッセージとサウンドで、スポーツイベントを盛り上げる楽曲としても機能しました。
主な収録アルバム
本
シングルに収録された楽曲は、様々なアルバムにも収録されており、その後の
Sound Scheduleのディスコグラフィにおいても重要な位置を占めています。
ビオトープ: 2006年にリリースされたオリジナルアルバムで、「アンサー」(#1)が収録されています。
THE COMPLETE SS:
Sound Scheduleの活動を網羅したコンプリートアルバムで、
シングル『アンサー』に収録された全ての楽曲、「アンサー」(#1)、「ミーティング」(#2)、「コンパス」(#3)が収録されています。
Sound Schedule ALL TIME BEST: 活動再開後の2011年にリリースされたベストアルバムで、代表曲として「アンサー」(#1)と「コンパス」(#3)がセレクトされています。
FUTURE: 2014年にリリースされたオリジナルアルバムですが、このアルバムには「コンパス」(#3)のアコースティックバージョンが収録されており、原曲とは異なる穏やかなアレンジで楽曲の新たな魅力を引き出しています。
このように、『アンサー』
シングルは、
Sound Scheduleの第一期における集大成的な意味合いを持ちつつ、その収録曲は後のベストアルバムやコンプリート盤にも多数収録されるなど、彼らのキャリアにおいて長く親しまれる楽曲群を収めた作品と言えます。