アンソニー・ニース

トニー・ニース：華麗なる肉体と卓越した技で魅せるプロレスラー

アンソニー・ニース（トニー・ニース）は、1985年8月6日生まれのアメリカ出身のプロレスラーです。現在はトニー・ニースのリングネームでWWEに所属し、その鍛え上げられた肉体とアクロバティックな技で観客を魅了しています。

インディー団体での下積み時代

ニースは2005年にニューヨーク・レスリング・コネクション（NYWC）でデビュー。当初はマット・マーベリクのリングネームで活動し、その後マーベリックと名前を縮めて様々なインディー団体に参戦しました。2008年にはECWAのSuper 8 Tournamentに出場し、ロビー・Eを破るも準決勝で敗退。2009年にはROHのダークマッチにも登場しています。

TNA参戦と苦悩

2011年、ニースはTNAのXディヴィジョン・ショーケース・トーナメントに出場。その後TNAと正式に契約しますが、Xディヴィジョン王座への挑戦権を賭けた試合に敗れるなど、なかなか活躍の機会を得られませんでした。2012年にはTNAにリリースを要求し、団体を去ります。

インディー団体での再起と活躍

TNA解雇後、ニースは再びインディー団体に戻り、古巣のNYWCやPWSなどで活動。リングネームを本名のアンソニー・ニースに戻し、PWSトライ・ステイツ王座を獲得するなど、その実力を発揮しました。また、ドラゴンゲートUSAやEVOLVEなど、より規模の大きな団体にも参戦し、活躍の場を広げました。2013年にはドラゴンゲートのツアーで初来日を果たし、オープン・ザ・ブレイブゲート王座に挑戦しています。

WWEでの飛躍

2016年、ニースはWWEクルーザー級クラシックにトニー・ニースのリングネームで出場。その後WWEと正式に契約し、「WWE 205 Live」に参戦しました。2019年にはWrestleMania 35 KickoffでWWEクルーザー級王座を獲得。長年の努力が実を結び、トップレスラーの仲間入りを果たしました。

得意技

ニースは、その肉体から繰り出される多彩な技を持っています。代表的なものとしては、以下の技が挙げられます。

ランニング・ニース：コーナーに座っている相手に放つ、WWEでのフィニッシャー
450スプラッシュ：華麗な空中殺法
ジャーマン・スープレックス

タイトル歴

WWEクルーザー級王座：1回
WWCライト・ヘビー級王座：1回
WWCニューヨーク・ヘビー級王座：1回
MMWAヘビー級王座：2回
GLAPWミシガン王座：1回
NYWCタッグチーム王座：1回
NYWCインターステイツ王座：1回
NYWCファッション王座：1回
PWSトライ・ステイツ王座：1回

トニー・ニースは、その卓越した運動能力と鍛え上げられた肉体で、これからもプロレス界を盛り上げてくれることでしょう。

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