アンタッチャブル (お笑いコンビ)

アンタッチャブルについて

アンタッチャブルは、プロダクション人力舎に所属する日本のお笑いコンビであり、1994年に結成されました。メンバーはボケ担当の山崎弘也とツッコミ担当の柴田英嗣です。過去には『爆笑オンエアバトル』のチャンピオンや、2004年の『M-1グランプリ』での優勝を果たすなど、多くの実績を残しています。

メンバー紹介

• - 山崎 弘也（やまざき ひろなり） (1976年1月14日生まれ、48歳)

- ボケ担当。立ち位置はコンビの向かって左側です。

• - 柴田 英嗣（しばた ひでつぐ） (1975年7月15日生まれ、49歳)

- ツッコミ担当。立ち位置はコンビの向かって右側です。

来歴と活動の始まり

二人は1994年に人力舎が運営していたタレント養成所「スクールJCA」の第3期生として知り合い、コンビ名の「アンタッチャブル」は、山崎が観た1987年の映画『アンタッチャブル』に由来しています。初舞台では、「シカゴマンゴ」という名前で活動していましたが、山崎の独断でコンビ名を変更しました。

彼らは1990年代半ばに『ボキャブラ天国』などのテレビ番組に出演して人気を得始め、1999年には『爆笑オンエアバトル』に登場し、瞬く間に人気コンビとなりました。特に、初出演から連続して高得点をマークし、狭き道を勝ち抜いて多くのファンを魅了しました。

受賞歴と再起

2004年、アンタッチャブルは『M-1グランプリ2003』で準決勝の敗者復活から決勝進出を果たし、翌年には優勝を遂げました。この成功をきっかけに彼らはテレビ出演が増加し、さまざまなレギュラー番組に登場するようになりました。

しかし、2008年以降、柴田は体調不良などの理由で活動を一時休止し、その結果コンビとしての活動も2010年からストップ。柴田の復帰後も、山崎は個々の活動を続けることになりました。長い休業の末、2019年には『全力!脱力タイムズ』で柴田がゲスト出演し、山崎がサプライズで登場。2023年4月からは新たな番組『ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブるTV|ひらけ!パンドラの箱_アンタッチャブるTV』がスタートし、本格的なコンビ活動が再開されています。

ネタ作りのスタイル

アンタッチャブルは、ネタ作りにおいても独自のスタイルを持っています。通常、漫才師はボケからネタを作りますが、彼らはまず柴田がツッコミのワードを考えた後、山崎がそれに合わせてボケの内容を決めます。この手法により、一度も同じネタを繰り返すことなく、新鮮なアドリブが生まれています。芸人仲間からはその漫才スタイルを「ジャズ」と例えられることもあります。

スタイルの変遷と今後

アンタッチャブルは、様々なメディアでその存在感を発揮しており、テレビ、ラジオ、CMなど多岐にわたる活動をしています。特に、彼らのコンビとしてのスタンスは時代と共に変化していますが、今もなお多くのファンから支持を受けています。これからの活動にも期待がかかります。

このように、アンタッチャブルは数々の困難を乗り越え、今なお日本のお笑い界で輝き続ける重要な存在です。

もう一度検索