アンディ・ダルトン

アンドリュー・ダルトン：NFLで活躍するクォーターバック

アンドリュー・グレゴリー・ダルトン（Andrew Gregory Dalton, 1987年10月29日生まれ）は、テキサス州ケイティ出身のアメリカンフットボール選手です。現在はNFLのカロライナ・パンサーズにクォーターバックとして所属しています。

シンシナティ・ベンガルズでの活躍

2011年にシンシナティ・ベンガルズにドラフト2巡目（全体35位）で入団。同期入団のA・J・グリーンと共に、ルーキー時代からチームの中心選手として活躍しました。入団から3年連続で3000ヤード以上のパスを記録し、5年連続でチームをプレーオフに導くなど、目覚ましい成績を残しました。また、ベンガルズのシーズンパス獲得ヤードとパスタッチダウンの記録保持者でもあります。

大学時代

テキサスクリスチャン大学（TCU）では、2011年のローズボウルでチームを優勝に導きました。

プロ入り後

2011年のNFLドラフトでシンシナティ・ベンガルズから指名を受け、プロとしてのキャリアをスタートさせました。ルーキーイヤーから先発QBとして活躍し、チームをプレーオフに導きました。しかし、プレーオフではヒューストン・テキサンズに敗れました。

2012年シーズンも先発QBとしてチームを牽引し、2年連続でプレーオフに進出。新人から2年連続で20タッチダウン以上を記録した史上3人目のQBとなりました。しかし、プレーオフでは再びテキサンズに敗れました。

2013年シーズンは、パス4,293ヤード、33タッチダウンというベンガルズのフランチャイズ記録を樹立。チームも地区優勝を果たしましたが、プレーオフではサンディエゴ・チャージャーズに敗れました。

2014年シーズンも全試合に出場し、チームを4年連続のプレーオフ進出に導きました。しかし、プレーオフではインディアナポリス・コルツに敗れました。このシーズン、プロボウルに選出されています。

2015年シーズンは、開幕から好調を維持し、10月にはAFC月間最優秀攻撃選手に選ばれました。しかし、第13週に親指を骨折し、シーズン終盤を欠場しました。

2016年シーズンは、パス4,000ヤード越えを達成しましたが、チームはプレーオフ進出を逃しました。

2017年シーズン最終戦では、ボルチモア・レイブンズ戦で逆転のタッチダウンパスを成功させ、バッファロー・ビルズのプレーオフ進出をアシストしました。このプレーにより、ビルズファンから多額の寄付がダルトンのチャリティー基金に寄せられました。

2018年シーズンは、第12週に親指を負傷し、シーズンエンドとなりました。

2019年には先発を外れ、シーズンオフにベンガルズを解雇されました。

ダラス・カウボーイズ

2020年5月、地元テキサス州のダラス・カウボーイズに移籍。プレスコットの怪我により先発を務めましたが、自身も負傷やコロナウイルス感染に見舞われ、苦しいシーズンとなりました。

シカゴ・ベアーズ

2021年にはシカゴ・ベアーズと契約。新人QBのジャスティン・フィールズと併用され、6試合に先発出場しました。

ニューオーリンズ・セインツ

2022年3月、ニューオーリンズ・セインツと1年契約。ウィンストンの怪我により先発を務め、最終週まで先発起用されました。

カロライナ・パンサーズ

2023年3月、カロライナ・パンサーズと契約。新たなチームでの活躍が期待されています。

アンドリュー・ダルトンは、その実績と経験で、これからもNFLの舞台で活躍を続けるでしょう。

もう一度検索