アンディ・パリーノ

アンドリュー・バーカー・パリーノは、1985年10月31日生まれ、ニューヨーク州出身の元プロ野球選手です。内野手として、主に遊撃手、二塁手として活躍し、右投両打でした。

経歴

ル・モインカレッジ在学中には、カンファレンスの年間最優秀選手に選ばれるなど、その才能を発揮しました。2007年のMLBドラフトでサンディエゴ・パドレスから26巡目で指名され、プロの道へ進みます。

2011年8月26日にメジャー初昇格を果たし、対アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でメジャーデビュー。この年、遊撃手、二塁手、外野手として試合に出場し、ユーティリティプレイヤーとしての能力を示しました。2012年はスプリングトレーニングでエバース・カブレラとのポジション争いに勝利し、開幕をユーティリティプレイヤーとして迎えます。

その後、オークランド・アスレチックス、テキサス・レンジャーズとチームを移籍。アスレチックスには2度在籍し、2014年には一時遊撃手のポジションを奪取するも、安定した成績を残すことができませんでした。2015年には、パンアメリカン競技大会のアメリカ合衆国代表に選出され、銀メダルを獲得しています。

2015年12月にはシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結びましたが、メジャー昇格は果たせず、2016年オフにFAとなりました。

パリーノは、メジャーリーグでは目立った成績は残せませんでしたが、ユーティリティプレイヤーとして複数のポジションをこなせる能力と、パンアメリカン競技大会での活躍は記憶に残るものでした。マイナーリーグでは、AAA級でコンスタントに出場し、その経験を活かしてチームに貢献しました。

引退後は、野球界から離れ、新たな道に進んでいるようです。

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