アンドリュー・ネムハード

アンドリュー・ネムハード:ペイサーズ期待のポイントガード



アンドリュー・ウィリアム・ネムハード(Andrew William Nembhard, 2000年1月16日 - )は、カナダオンタリオ州オーロラ出身のプロバスケットボール選手です。NBAインディアナ・ペイサーズに所属し、ポイントガードとして活躍しています。

大学時代



ネムハードは、フロリダ大学に進学後、1年目からSECのオールフレッシュマンチームに選出されるなど、その才能を発揮しました。一時NBAドラフトへのアーリーエントリーを検討するも、大学に残ることを決意。

2年目終了後にもドラフトへのアーリーエントリーを試みましたが、最終的に撤回し、ゴンザガ大学へ転校しました。ゴンザガ大学では、ジェイレン・サッグスやコーリー・キスパートらと共に、シーズン無敗という圧倒的な成績を記録。WCCのシックスマン賞を受賞し、オールWCCセカンドチームにも選出されました。NCAAトーナメントでは決勝に進出するも、ベイラー大学に敗れ準優勝に終わりました。

最終学年では、オールWCCファーストチームに選出。大学での実績を引っ提げ、2022年のNBAドラフトにエントリーしました。

NBAキャリア



2022年のNBAドラフトにおいて、ネムハードは2巡目全体31位でインディアナ・ペイサーズから指名を受けました。ルーキー契約としては異例の4年総額860万ドルという高額契約を結び、チームからの期待の高さが伺えます。

2022-23シーズンでは、11月28日のロサンゼルス・レイカーズ戦で、第4クォーターにブザービーターとなる3ポイントシュートを成功させ、チームを勝利に導きました。また、12月5日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦では、キャリアハイとなる31得点、8リバウンド、13アシストを記録し、チームの勝利に大きく貢献。ライジングスターズ・チャレンジにも選出されるなど、ルーキーイヤーから目覚ましい活躍を見せています。3月28日のミルウォーキー・バックス戦ではキャリアハイとなる15アシストを記録しました。

プレースタイル



ネムハードは、優れたボールハンドリングとパスセンスを持ち味とするポイントガードです。冷静な判断力でゲームをコントロールし、チームメイトを生かすプレーを得意とします。また、勝負強いシュート力も兼ね備えており、クラッチタイムでの活躍も期待されます。

家族



弟のライアン・ネムハードもバスケットボール選手で、クレイトン大学でプレーしています。

今後の活躍



ルーキーイヤーからその才能を発揮しているネムハード。インディアナ・ペイサーズの将来を担う存在として、今後の更なる成長と活躍が期待されています。

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