アス・ポンテス・デ・ガルシーア・ロドリゲス

アス・ポンテス・デ・ガルシーア・ロドリゲスは、スペイン・ガリシア州ア・コルーニャ県に位置するムニシピオ（基礎自治体）です。コマルカ・ド・エウメに属し、2010年の人口は約11,336人となっています。住民はpontés/-esaと呼ばれます。

地理

自治体はア・コルーニャ県の北東部に位置し、周辺を複数の自治体と隣接しています。具体的には、北はアス・ソモーサス、マニョン、オルティゲイラ、東はムーラス（ルーゴ県）、南はシェルマーデ（ルーゴ県）、モンフェーロ、西はア・カペーラ、サン・サドゥルニーニョと接しています。自治体の中心地区は、アス・ポンテス・デ・ガルシーア・ロドリゲス教区のアス・ポンテス・デ・ガルシーア・ロドリゲス地区です。フェロル司法管轄区に属しています。

経済

アス・ポンテス・デ・ガルシーア・ロドリゲスの経済は、工・鉱業が中心ですが、農業や畜産業も盛んです。特に重要なのは、エンデサの火力発電所と炭鉱です。この火力発電所はスペイン最大規模を誇り、高さ356mの煙突はスペイン最大であり、ギネスブックにも登録されています。しかし、排出ガス量もヨーロッパで上位に位置しています。発電能力は総出力1400MWで、現在800MWのガスタービン発電設備が建設中です。また、自治体内には多数の風力発電所があり、風力発電においてもスペイン国内でトップクラスの規模を誇ります。アス・ポンテス・デ・ガルシーア・ロドリゲスは、エネルギー生産量においてスペイン最大の自治体となっています。

政治

自治体首長はガリシア社会党（PSdeG-PSOE）のバレンティン・ゴンサーレス・フォルモーソが務めています。2011年の自治体選挙では、ガリシア社会党が12議席、ガリシア民族主義ブロック（BNG）が4議席、ガリシア国民党（PPdeG）が1議席を獲得しました。

教区

アス・ポンテス・デ・ガルシーア・ロドリゲスは、以下の13の教区に分かれています。

オ・アパラル（サンタ・マリーア）
ベルムイ（サンティアーゴ）
オ・デベーソ（サンタ・マリーア）
エスピニャレード（サンタ・マリーア）
ア・ファエイラ（サン・ペドロ）
オ・フレイショ（サン・ショアン）
ゴエンテ（サン・マルティーニョ）
アス・ポンテス・デ・ガルシーア・ロドリゲス（サンタ・マリーア）
リバデウメ（サンタ・マリーア）
サン・ペドロ・デ・エウメ（サン・ペドロ）
セオアーネ（サン・ショアン）
ソメーデ（サン・マメーデ）
* ビラベージャ（サンタ・マリーア）

アス・ポンテス・デ・ガルシーア・ロドリゲスは、エネルギー産業が盛んな地域でありながら、豊かな自然も残されています。地域独自の文化と伝統を守りながら、持続可能な発展を目指しています。

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