アートコンプレックス1928

アートコンプレックス1928について

アートコンプレックス1928（現：ギア専用劇場）は、京都市中京区にある小劇場であり、1928年に建設されたビルの3階に位置しています。このビルは旧来の大阪毎日新聞社京都支局の建物であり、1999年12月10日に劇場として開館しました。開館時のこけら落とし公演は、著名なダンスカンパニー「コンドルズ」による作品『2000年ヴァージン』でした。設立当初から、エンジェルシステムやファンドを利用したロングラン公演を行い、多様な公演を積極的に展開してきました。

この劇場の名は、芝居や音楽、ダンスなどの様々な芸術を複合的に発信したいという願いから名付けられたものです。劇場内は、高さ5メートルのアーチ型天井を持ち、講堂風の舞台が設けられています。こうした特徴により、訪れる観客に対してより一層のエンターテイメント性を提供しています。

歴史

開館からアートコンプレックス1928時代（1999-2012年）

アートコンプレックス1928は1999年に開館し、その後すぐに多様なアーティストによる公演が実施されました。特に2003年にはメセナとファンドを活用した長期公演が成功し、小劇場の新たな運営モデルとして広く名を知られることになりました。また、開館当初からコミュニティ活動にも力を入れ、地域との交流を深めてきました。

ギア専用劇場への移行（2012年-現在）

2012年4月からはノンバーバルシアター『ギア-GEAR-』の専用劇場となり、客席も72席にまで減少しましたが、より親密な観客体験を提供することが可能になりました。このスタイルは、観客が作品により深く関与できる独自の空間を生み出しています。2025年現在も、ロングラン公演が続いており、多くの人々に愛される場所として位置づけられています。

アクセス

アートコンプレックス1928へのアクセスは便利で、いくつかの公共交通機関を利用できます。阪急京都線の京都河原町駅からは9番出口を出て北へ約8分、京阪電車の三条駅からは6番出口を出て西へ約8分、地下鉄烏丸御池駅からは5番出口を出て東へ約10分、そして地下鉄京都市役所前駅からは5番出口を出て南へ約5分の距離にあります。

外部リンク

詳細な情報については、アートコンプレックス1928の公式サイトをご覧ください。この劇場では、様々なジャンルのアートが融合し、観客に新しい体験を提供し続けています。

もう一度検索