烏丸御池駅

烏丸御池駅の概要

烏丸御池駅（からすまおいけえき）は、京都府京都市中京区虎屋町に位置する、市営地下鉄の重要な駅です。この駅は、烏丸線と東西線の交差点として、市の中心部での交通利便性を提供しています。駅番号は烏丸線がK08、東西線がT13に割り当てられています。

駅の歴史

この駅は1981年に御池駅として開業しましたが、1997年に烏丸御池駅に改名されました。その後、同年に東西線が開通し、現在の形となりました。近年、駅周辺は商業施設の増加や、金融機関のATM、飲料自動販売機などの設置を経て、ビジネス街としても発展を遂げています。

2008年からは、駅構内での商業利用が進み、乗客の利便性が高まっています。特に、「シンデレラクロス」と呼ばれるダイヤ改正により、すべての方向へのスムーズな乗り換えが実現しています。

駅構造

烏丸御池駅は地下３階建てになっており、改札口は地下1階、烏丸線のりばは地下2階、東西線のりばは地下3階に配置されています。烏丸線ホームは唯一の相対式ホーム、東西線ホームは島式に設計されていて、転落防止のためのホームドアも設置されています。

駅北側には有人改札口や売店も存在し、訪れる人々に便利なサービスを提供しています。また、駅内には「御池駅ギャラリー」と呼ばれる展示スペースが設けられ、地域の情報や文化的な展示が行われています。

利用状況

2022年度のデータによると、烏丸御池駅では1日平均約44,872人が利用しており、これは京都市営地下鉄の全駅の中で3番目の乗降人員です。また、駅を利用した人の中から47,474人が烏丸線と東西線の乗り換えを行っており、乗降と乗り換えを合わせると、1日平均92,346人に上ります。

駅周辺の状況

駅周辺はオフィスビルが立ち並び、新風館などの商業施設も充実しています。カフェやショップなども増え、訪れる人々に多彩な選択肢を提供しています。

また、近隣には京都文化博物館、大人のためのアートスペース「みやこメッセ」、多様なイベントやワークショップが開催される京都市男女共同参画センター（ウィングス京都）など、見どころがたくさんあります。烏丸御池交差点も駅の上に位置し、交通の利便性を高めています。

バス路線

駅の近くにはバス停も充実しており、多様な交通手段が利用できます。市営バスや京都バス、西日本ジェイアールバスなどが運行されており、観光名所へのアクセスも便利です。

総括

烏丸御池駅は、地域の交通の要所として不可欠な存在であり、近年の発展によりさらに便利な環境が整いつつあります。訪れる人々にとって、移動だけでなく、地域の文化や商業も楽しめる場所として魅力を増しています。

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