アーニー・ジェームズ・クレメント(Ernie James Clement)
アーニー・ジェームズ・クレメント(Ernie James Clement,
1996年3月22日 - )は、
アメリカ合衆国ニューヨーク州ロチェスター出身の
プロ野球選手。
トロント・ブルージェイズに所属し、ユーティリティプレイヤーとして活躍しています。右投右打。
経歴
プロ入り前
バージニア大学に進学し、2015年のカレッジ・ワールドシリーズに出場。
打率.292を記録し、チームの初優勝に大きく貢献しました。
クリーブランド・インディアンス/ガーディアンズ時代
2017年のMLBドラフトで、クリーブランド・インディアンスから4巡目(全体132位)で指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。傘下のA−級
マホーニングバレー・スクラッパーズでプロデビュー。
2020年オフには40人枠に登録され、将来を期待される存在となりました。
2021年5月30日にメジャー初昇格を果たしましたが、出場機会がないまま翌日にはマイナーへ降格。しかし、同年6月13日に再び昇格し、同日の
シアトル・マリナーズ戦に代打として出場し、念願のメジャーデビューを飾りました。この年、メジャーでは40
試合に出場し、
打率.231、3本
塁打、9
打点を記録しました。
2022年6月27日の
ミネソタ・ツインズ戦では、1-11と大量リードを許した9回表に、メジャー初
登板を果たしました。球団では2019年6月29日のマイク・フリーマン以来、3年ぶりの野手
登板となりました。しかし、同年9月21日にDFA(Designated For Assignment)となりました。
2022年9月23日に
ウェイバー公示を経て、
オークランド・アスレチックスへ移籍。しかし、移籍後は6
試合に出場したものの、
打率.056と不振に苦しみました。オフの12月13日にDFAとなり、マイナー契約で傘下のAAA級
ラスベガス・アビエイターズへ送られました。
2023年3月12日に自由契約となりました。
2023年3月14日に
トロント・ブルージェイズとマイナー契約を結び、新たなスタートを切りました。同年5月23日にはメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入りを果たしました。
2024年は139
試合に出場して
打率.263、12本
塁打、51
打点を記録しました。守備では96
試合で三塁を守り、DRS+10を記録して
ゴールドグラブ賞のファイナリストに選出されるなど、攻守にわたってチームに貢献しました。
選手としての特徴
ユーティリティプレイヤーとして、内野の複数のポジションをこなせる器用さが魅力です。打撃ではパンチ力もあり、走塁も得意としています。2024年は三塁守備で高い評価を得るなど、守備力も向上しています。
年度別打撃成績
(省略)
年度別投手成績
(省略)
年度別守備成績
(省略)
背番号
28(2021年 - 2022年途中、2023年 - )
44(2022年途中 - 同年終了)
外部リンク
*
MLB公式サイト - アーニー・ジェームズ・クレメント