アービン・サンタナ

アービン・ラモン・サンタナ：ドミニカが生んだ技巧派右腕

アービン・ラモン・サンタナ（Ervin Ramon Santana, 1982年12月12日 - ）は、ドミニカ共和国サン・クリストバル州出身のプロ野球選手（投手）。現在はフリーエージェント。

経歴

プロ入りとエンゼルス時代

2000年、年齢詐称によりヨハン・サンタナとしてアナハイム・エンゼルスと契約。2002年に本名と正しい年齢に訂正されました。2005年にメジャーデビューを果たし、12勝を挙げる活躍を見せました。2006年にはチーム最多の16勝を記録。2008年には最多勝争いに絡む活躍でサイ・ヤング賞投票6位に。2009年にはエンゼルスと4年契約を結びましたが、右肘の故障に苦しみました。2010年には自己最多の17勝を記録、2011年にはノーヒットワンランで勝利という珍しい記録も達成しました。

ロイヤルズ時代

2012年オフにカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍。2013年は32試合に先発し、防御率3.24を記録しました。

ブレーブス時代

2014年はアトランタ・ブレーブスで14勝を挙げました。

ツインズ時代

2014年オフにミネソタ・ツインズと4年契約。2015年に薬物規定違反で80試合の出場停止処分を受けましたが、復帰後は先発ローテーション入り。2017年にはWBCドミニカ共和国代表に選出され、シーズンではオールスターにも選出。16勝を挙げました。ポストシーズンではヤンキースとのワイルドカードゲームに先発しましたが、早期降板。チームも敗退しました。2018年は故障で長期離脱となりました。

ホワイトソックス、メッツ傘下時代

2019年はシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約。メジャー昇格後、DFAとなり、FAに。その後、ニューヨーク・メッツとマイナー契約を結びました。

ロイヤルズ復帰

2020年は無所属。2021年にロイヤルズとマイナー契約を結び、メジャー昇格。38試合に登板しました。

選手としての特徴

オーバースローから繰り出されるフォーシームとスライダーが主な球種。スライダーはメジャー屈指の評価を受けています。その他、チェンジアップ、ツーシームも織り交ぜます。故障が少なく、長いイニングを安定して投げられる投手です。

詳細情報

年度別[投手]]成績：[選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)参照
Ervin Santana stats MiLB.com （英語）

記録

MLBオールスターゲーム選出：2回（2008年、2017年）
MiLBオールスター・フューチャーズゲーム選出：1回（2003年）

代表歴

2017 ワールド・ベースボール・クラシック・ドミニカ共和国代表
2019 WBSCプレミア12 ドミニカ共和国代表

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