アーロン・オーガスティン・アフラロ(Arron Augstin Afflalo、
1985年10月15日 - )は、
アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身の元プロ
バスケットボール選手です。身長196cm、体重97kgで、ポジションは主に
シューティングガードを務めていました。
経歴
アフラロは、
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の大学病院で誕生し、成長とともにUCLAに進学しました。大学では
社会学を専攻しながら、
バスケットボール部ではエーススコアラーとして活躍しました。UCLAからは
エド・オバノン以来となる
AP通信が選ぶオールアメリカンに選出されるなど、その実力は高く評価されていました。
2007年のNBAドラフトで、アフラロは
デトロイト・ピストンズから全体27位で指名を受け、
NBA入りを果たしました。ピストンズでは主に
リチャード・ハミルトンの控えとして出場し、ハミルトンが欠場する際には先発として起用されることもありました。
2008-09シーズン後、トレードで
デンバー・ナゲッツに移籍。ナゲッツでは出場機会を増やし、チームに貢献しました。
2012年8月10日には、トレードで
オーランド・マジックに移籍。マジックでも中心選手として活躍しました。
2014年6月26日、再びトレードで
デンバー・ナゲッツに復帰。同年10月29日の開幕戦では、15得点、4リバウンドを記録し、ピストンズに89-79で勝利しました。しかし、2015年2月19日には、
NBA内部の駆け込みトレードで
ポートランド・トレイルブレイザーズに移籍しました。
2015年7月2日、
ニューヨーク・ニックスと2年1600万ドルで契約。しかし、シーズン終了後に2年目の契約を解消(オプトアウト)しました。
2016年7月2日、
サクラメント・キングスと2年2500万ドルで契約しましたが、2016-17シーズン終了後に解雇されました。
2017年7月25日、古巣
オーランド・マジックと1年230万ドルで契約し、再びマジックでプレーしました。
プレイスタイル
アフラロは、得点力だけでなく、守備力も高く評価されていました。大学時代には、相手チームのエースとマッチアップすることが多く、俊足を活かしてチームの攻撃終了後に素早く守備位置に戻ることが彼の重要な役割でした。得点面では、ドライブからのレイアップを好む一方で、アウトサイドシュートも得意とし、NCAAトーナメントの重要な場面で3ポイントシュートを決めることもありました。
アフラロは、その得点能力とディフェンス能力で、
NBAの複数のチームに貢献した選手でした。