アーロン・フレッチャー

アーロン・ユージーン・フレッチャー（Aaron Eugene Fletcher, 1996年2月25日 - ）は、アメリカ合衆国イリノイ州出身のプロ野球選手。左投左打の投手として、現在はアメリカ独立リーグ・アトランティックリーグのヨーク・レボリューションに所属しています。

経歴

フレッチャーはヒューストン大学在学中の2016年3月にトミー・ジョン手術を受けています。その後、2018年のMLBドラフト14巡目（全体431位）でワシントン・ナショナルズから指名されプロ入りを果たしました。

プロ入り後

プロ入り後は、ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ナショナルズとA-級オーバーン・ダブルデイズで経験を積み、2球団合計で13試合に登板。2勝1敗、防御率2.90、34奪三振という成績を残しました。

2019年には、A級ヘイガーズタウン・サンズ、A+級ポトマック・ナショナルズ、AA級ハリスバーグ・セネターズと、着実にステップアップしていきました。

マリナーズ時代

2019年7月31日、ハンター・ストリックランド、ロエニス・エリアスとのトレードで、テイラー・ギルボー、エルビス・アルバラードと共にシアトル・マリナーズへ移籍。移籍後はAA級アーカンソー・トラベラーズでプレーし、移籍前を含めた4球団合計で41試合に登板、5勝4敗1セーブ、防御率2.09、84奪三振を記録しました。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズに所属しています。

2020年8月21日にメジャー契約を結び、翌22日のテキサス・レンジャーズ戦でメジャーデビュー。しかし、この年は6試合に登板して防御率12.46、7奪三振という結果に終わります。2021年も4試合に登板しましたが、防御率は12.27、2奪三振にとどまりました。

パイレーツ、ジャイアンツ傘下時代

2022年3月13日にウェイバー公示を経てピッツバーグ・パイレーツへ移籍。AAA級インディアナポリス・インディアンスでは好成績を残しましたが、メジャーでは9試合に登板して0勝1敗、防御率6.94となり、7月8日にDFAとなります。

2022年7月14日にウェイバー公示を経てサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍。AAA級サクラメント・リバーキャッツに送られますが、結果を残せずシーズンを終えます。2023年もAAA級サクラメントで開幕を迎えましたが、4月20日に自由契約となりました。

独立リーグ時代

2024年4月16日にアトランティックリーグのヨーク・レボリューションと契約。

投球スタイル

フレッチャーのスライダーは、特に左打者にとって打ちづらいボールとして評価されています。

年度別投手成績

（2023年度シーズン終了時）

背番号

81（2020年）
41（2021年）
* 35（2022年）

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