イエズス会社会司牧センター

イエズス会社会司牧センター（Jesuit Social Center Tokyo）は、イエズス会が運営する社会問題に取り組むための機関です。このセンターは、すべての人々が神の似姿としての尊厳と自由を享受し、差別されることなく平和に生きられる社会の実現を目指しています。また、人々が人間として成長し、社会の向上に貢献できるような社会秩序の建設にも深く関与することを目的としています。

沿革

センターは1981年4月に東京都新宿区に設立され、その後、千代田区麹町に移転しました。1984年5月には、ニュースレター「社会司牧通信」が発刊されました。2006年7月には、カトリック麹町教会にて25周年記念講演会と交流会が開催されました。

活動

センターは、以下の主要な活動を通じて社会正義の実現を目指しています。

セミナー

教会と連携し、人権、環境、不公正な開発、格差などの社会問題に関するセミナーを開催しています。これらのセミナーを通じて、社会問題に対する意識を高め、解決に向けた行動を促進しています。

ネットワーキング

世界各国におけるカトリック教会の社会活動や、他の市民団体との協力、ネットワーク作りに積極的に取り組んでいます。国際的な連携を通じて、グローバルな社会問題に対する理解と解決策を模索しています。

研究・出版

カトリック信仰と社会正義に関する研究を行い、その成果を「社会司牧通信」として出版しています。このニュースレターは隔月刊で、日本語版と英語版が発行されており、センターのウェブサイト上でも公開されています。社会司牧通信には、イエズス会第30代総長のアドルフォ・ニコラス師も総長選出前の日本滞在期に寄稿しています。

センターは、これらの活動を通じて、社会における不正義や不平等を解消し、すべての人々が尊厳を持って生活できる社会の実現を目指しています。イエズス会の精神に基づき、社会の変革を促すための重要な役割を担っています。



イエズス会社会司牧センター

イエズス会社会司牧センター (JesuitSocialCenterTokyo) - Facebook

もう一度検索