インタフェース (企業)

株式会社インタフェースの概要

株式会社インタフェースは、広島県広島市南区に本社を置く企業で、主に産業用コンピュータ及びその関連機器、さらにソフトウェアの開発・製造・販売を行っています。特に一般消費者向けの製品ではなく、企業の工場における生産ラインの制御や管理のために使用される機器を提供しています。具体的には、24時間365日稼動できる高い信頼性を持つ製品の開発に力を入れており、メンテナンスフリーな設計を実現しています。

製品の特徴

インタフェースが手掛ける機器やソフトウェアの大きな特徴は、可動部品を排除することでメンテナンスを不要にした設計と、高信頼性を実現するために電解コンデンサを使用しないことです。また、製品は熱対策が施されており、過酷な使用環境に耐えうる性能を兼ね備えています。

同社は、すべての製品を国内で開発・製造しており、品質管理にも力を入れています。これにより、顧客のニーズに応じた信頼性の高い製品をタイムリーに提供することが可能となっています。

社名の由来

「インタフェース」という社名は、情報技術関連の用語に由来しており、一般的にものごとの境界やプロトコルを指します。また、コンピュータと人間、さらには周辺機器との接続を担当する装置を意味します。このような装置の開発・製造が行われていることから、会社名がつけられたのです。

沿革

株式会社インタフェースは、1978年2月1日に広島市で設立され、当初の資本金は400万円でした。設立当初は日本電気（NEC）の販売代理店であるNECマイコンショップとして事業を展開し、NECのマイコンや関連製品の販売を行っていました。その後1985年2月から自社ブランドのインタフェースモジュールの開発・製造・販売をスタートさせ、さらに1991年2月には大分県東国東郡安岐町に大分事業所を開設し、生産部門をこちらに集約しました。

1998年8月にはNECの販売代理店事業から撤退し、2000年2月には大分に第2工場を設置しました。さらに2006年11月にはアメリカのAmita Solutionsを買収し、子会社化し、「Interface Amita Solutions, Inc.」へと改称しました。

事業所

インタフェースは広島に本社を置くだけでなく、東京、名古屋、大阪にもオフィスを構えており、これらの拠点から全国のお客様へサービスを提供しています。また、大分には製造工場があり、品質の高い製品を生産しています。このように、インタフェースは全国にわたるネットワークを活かし、企業の需要に応えるために日々努力を重ねています。

もう一度検索