インターリンク (インターネットサービスプロバイダ)

株式会社インターリンク

株式会社インターリンク（英称: Interlink Co., Ltd.）は、日本を拠点とするインターネット関連サービスプロバイダです。1995年の創業以来、インターネット接続サービス（ISP）を主軸に、ドメイン名の登録サービスなど多岐にわたる事業を展開しています。

沿革

インターリンクの歴史は、インターネットが広く普及し始めた時期に始まります。

1995年8月：インターネットサービスプロバイダ（ISP）としての事業を開始し、これが会社の歴史の第一歩となりました。
1998年8月：本社機能を東京都豊島区にあるサンシャイン60ビル内に移転しました。
2002年4月：ドメイン名登録サービスを提供するウェブサイト「ゴンベエドメイン（gonbei.jp）」の運営を開始。これにより、ドメイン取得・管理事業へ本格的に参入しました。
2006年10月：インターネットにおけるドメイン名等の資源管理を行う国際組織ICANNより、ドメイン登録機関（レジストラ）としての認定資格を取得。これは、世界中のドメイン名を取り扱う上で重要な資格です。
2007年3月：世界的な無線LANコミュニティであるFONのサポートISPとなりました。
2012年1月：有限責任事業組合フェムト・スタートアップを設立し、新規事業やスタートアップへの投資・育成にも関与するようになりました。
2017年4月：「フレッツ接続 ZOOT NATIVE」サービスの提供を開始。NTT東西の提供するフレッツ光に対応した新たな接続オプションを拡充しました。
2020年6月：物理的なオフィスを閉鎖し、すべての従業員が働く場所を自由に選べる、いわゆるノマドワーク体制へと全面的に移行しました。これは、働き方改革における大きな転換点となりました。
2022年5月：給与水準を維持したまま、週休3日制を試験的に導入する取り組みを同年5月16日から開始しました。先進的で柔軟な働き方を模索する姿勢を示しています。
2024年4月：「フレッツ接続 ZOOT PREMIUM」サービスの提供を開始。フレッツ光ユーザー向けの高速・高品質な接続サービスラインナップをさらに強化しました。

事業内容と特徴

主な事業はインターネット接続サービス（ISP）とドメイン名登録サービスです。特に「ゴンベエドメイン（gonbei.jp）」は、多種多様なドメイン拡張子を取り扱うことで知られています。ICANN認定レジストラであることは、ドメイン管理における信頼性と専門性の高さを裏付けています。

また、インターリンクは企業文化や働き方においても特徴があります。2020年には物理的なオフィスを廃止し、完全リモートワーク体制へ移行。従業員が場所にとらわれずに働ける環境を整備しました。さらに、2022年からは週休3日制を試験導入するなど、従業員の多様な働き方やワークライフバランスを重視する姿勢が見られます。

事業以外では、「オタク川柳」の開催など、ユニークな活動も行っています。

関連情報

* オタク川柳

インターリンクは、技術的な専門性とユニークな企業文化を兼ね備えたインターネット企業として、サービスの提供と並行して、先進的な働き方の実現にも積極的に取り組んでいます。

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