インテゴ

インテゴについて

インテゴ（Intego）は、1997年にフランスで設立され、現在はアメリカのシアトルに本社を置くソフトウェア企業です。この会社は、特にMacintoshおよびmacOS向けのセキュリティソフトウェアの開発と販売に特化しており、インターネット保護やデータバックアップ、ウイルス駆除、スパム対策など、幅広いセキュリティ機能を提供しています。

企業の変遷と買収

2018年7月、インテゴはイギリスのサイバーセキュリティ企業であるKape Technologies plcによって1,600万ドルで買収されました。この買収によって、インテゴはKapeのセキュリティソフトウェアブランドの一部となり、更なる成長と発展が期待されています。

創業者で元CEOのローラン・マルトーは、インテゴの理念の中で「we protect your world」というスローガンを掲げ、ユーザーのデジタルライフを守ることに力を入れています。

製品ラインナップ

インテゴの製品には、以下のような人気のオプションがあります：

• - VirusBarrier: ウイルス駆除機能を提供。
• - NetBarrier: ファイアウォール機能を持ち、ネットワークの防御を強化。
• - ContentBarrier: 不適切なコンテンツへのアクセスをブロック。
• - Personal Antispam: スパム対策を提供。
• - Personal Backup: データのバックアップと復元が可能。
• - FileGuard: ファイルの暗号化を行い、個人情報を守る。

さらに、サーバ用のアンチウイルス製品として「VirusBarrier Server」と「VirusBarrier Mail Gateway」も展開しています。また、これらの製品を組み合わせた「Internet Security Barrier」シリーズや、macOS用製品とWindowsセキュリティ製品を統合した「Dual Protection」シリーズも用意されています。

セキュリティ情報提供

2007年9月、インテゴはMacのセキュリティに関する情報を提供する「Mac Security Blog」を立ち上げ、日々の脅威や最新の安全対策についての情報を発信しています。これにより、ユーザーは常に最新のセキュリティ情報を得られるようになっています。

国内外の展開

インテゴは、日本国内では株式会社アクトツーが販売を担当しており、日本市場向けにも複数の製品をローカライズしています。製品はすべてUniversal Binaryとして提供されており、英語、フランス語、日本語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語の多言語に対応しています。主要な製品はMac OS X v10.6（Snow Leopard）にも対応しており、使いやすさが重視されています。

バージョンアップと最新技術

2016年6月には、インテゴのウイルス対策およびセキュリティソフトウェアの最新バージョンX9がリリースされ、ユーザーにさらなる機能向上が提供されました。また、2008年には各製品をバージョンX5にアップグレードし、より強力なセキュリティ機能を実現しています。

まとめ

インテゴは、長い歴史を持つ信頼性の高いセキュリティソフトウェア企業であり、macOSのユーザーに特化したサービスを展開しています。幅広い製品ラインと最新の技術を駆使し、ユーザーのデジタルライフを安心・安全に守っています。

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