ウィルフレッド・ディディ

ウィルフレッド・ディディ

ウィルフレッド・ディディは、1996年12月16日にナイジェリア・ラゴスで生まれ、プロサッカー選手として活躍しています。現在はレスター・シティFCでミッドフィルダーとしてプレイしており、ナイジェリア代表にも選出されています。

経歴

KRCヘンク

2015年1月、ディディはベルギーのKRCヘンクに加入しました。彼は同年1月31日のシャルルロワSC戦で先発デビューを果たし、74分までプレーしました。最初はセンターバックとして起用されていましたが、次第に守備的ミッドフィルダーとしての役割が定着します。2016年1月16日にはSVズルテ・ワレヘム戦でキャリア初ゴールを決め、その後、4月19日のクラブ・ブルッヘ戦では、ペナルティエリア外からの驚異的なボレーシュートを放ち、4-2での勝利に貢献しました。このゴールは、ジュピラー・プロ・リーグ年間最優秀ゴールとベルギー年間最優秀ゴールの二冠を受賞しました。彼の守備能力とボール奪取力、攻撃の組み立てにより、ディディは2016-17シーズンの冬の移籍市場で注目を集め、レスター・シティやマンチェスター・ユナイテッドなどが関心を示しました。

レスター・シティFC

2017年1月3日、ディディはレスター・シティFCに移籍し、15百万ポンドで5年半の契約を結びました。1月7日のFAカップ・エヴァートンFC戦でデビューし、続く2月8日のFAカップ・ダービー・カウンティFC戦で初ゴールを挙げました。エンゴロ・カンテの移籍後、中盤のバランスに苦しむチームにおいて、ディディは直ちに戦術にフィットし、以降主力として活躍しました。2017-18シーズンにはレスター・シティ年間最優秀若手賞を受賞されました。

2018年8月、彼は2024年までの新たな6年契約を結び、この間にプレミアリーグでの出場100試合を達成しました。2022年には、ECL決勝ラウンドプレーオフにおいて公式戦200試合出場を達成し、更に先制点を決める活躍を見せました。2023-24シーズンには、チームがEFLチャンピオンシップに降格しましたが、バイエルン・ミュンヘンやリバプールからの関心を受けつつも残留を選択。新監督の下でインサイドハーフとしてプレイするようになり、攻撃への関与が増加しました。そして2024年7月12日、レスター・シティと3年契約を延長しました。

代表経歴

ディディは2013年のアフリカU-17選手権に出場しましたが、年齢詐欺の疑いから大会を離脱。その後、U-20代表としてFIFA U-20ワールドカップに参加し、2015年にはフル代表デビューを果たしました。

人物・エピソード

ディディはレスターに所在するデ・モントフォート大学でビジネスマネジメントに関するコースを受講し、2019年から学業に取り組み、2022年には学位を取得しました。

個人成績

クラブ成績

2024年8月22日現在のデータに基づきます。ディディはレスター・シティで多くの試合に出場し、重要なゴールを決め続けています。

代表成績

2024年7月13日現在、彼の代表での成績も目覚ましいものです。

タイトル

ディディはレスター・シティで、FAカップ（2020-21）、FAコミュニティ・シールド（2021）、EFLチャンピオンシップ（2023-24）を獲得し、個人としても数々の栄誉を受けています。彼はジュピラー・プロ・リーグ最優秀ゴール（2015-16）、ベルギー年間最優秀ゴール（2016）、レスター・シティ年間最優秀若手賞（2016-17, 2017-18）などを受賞しました。

もう一度検索