ウィル・スミス (捕手)

ウィル・スミス（Will Smith） - プロ野球選手

プロ野球選手であるウィル・スミス（本名：ウィリアム・ディルズ・スミス）は、アメリカのケンタッキー州ルイビル出身で、現在はMLBのロサンゼルス・ドジャースに所属しています。彼の愛称は「フレッシュ・プリンス」で、これは同名の俳優ウィル・スミスのラッパー時代の芸名に由来しています。

経歴

ウィル・スミスは2016年のMLBドラフト1巡目追補（全体32位）でドジャースから指名され、その後プロ入りしました。プロとしてのキャリアをスタートさせた彼は、傘下のルーキーリーグであるオグデン・ラプターズにてデビューを果たし、A級やA+級リーグでもプレーを重ねていきました。2017年にはA+級とAA級で活躍し、合計73試合に出場。打率は.231と若干の伸び悩みが見られましたが、11本塁打を記録したことは成長の証と言えます。

その後の2018年にはより多くの出場機会を得て、AA級とAAA級で打率.233、20本塁打をマーク。2019年にはメジャー契約を果たし、ニューヨーク・メッツ戦でのデビューを果たしました。メジャーデビュー戦では打率.253で15本塁打を記録し、チームの捕手としての地位を固めました。

2020年はCOVID-19の影響で短縮シーズンながらも、37試合に出場し打率.289、出塁率.401という好成績を収めました。この年のポストシーズンでは、サンディエゴ・パドレスとのシリーズで5安打を放ち、ドジャースの記録を更新しました。さらに同月には、アトランタ・ブレーブスのウィル・スミス（投手）との対戦が実現し、同姓同名の選手同士の対戦が記録されました。

2021年には130試合に出場し、打率.258、25本塁打を記録。この年も多くの試合に出場し続け、2022年には137試合に登場して打率.260、24本塁打という成績をおさめました。特に2022年12月には初めてセカンドチームでのオールMLBチームに選出されたことが大きな成果となりました。

2023年、ウィル・スミスはアメリカ代表として第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に選出され、7月にはオールスターゲームにも選ばれました。この年、彼は126試合に出場し、打率.261、19本塁打、76打点を記録。特に7月5日には捕手として史上4人目となる1試合3本塁打を達成するなど、その存在感を再確認させました。

シーズン終了後の2024年3月28日、彼はロサンゼルス・ドジャースと2033年までの10年契約を結び、総額1億4000万ドルという大型契約が発表されました。

詳細情報

• - 年度別打撃成績

- 2023年終了時点

• - ポストシーズン打撃成績
• - WBCでの打撃成績
• - 年度別守備成績
• - 表彰

- オールMLBチーム セカンドチーム（2022年）
- ルーキーオールスターチーム 捕手部門（2019年）

• - 背番号：16（2019年 - 現在）

このように、ウィル・スミスはプロ野球界において、素晴らしい成績と記録を残し続けている選手であり、今後の活躍に期待が寄せられています。

もう一度検索