ウインズ佐世保について
ウインズ佐世保(ウインズさせぼ)は、
長崎県佐世保市の
ハウステンボス町に立地する
場外勝馬投票券発売所です。
2002年7月20日に開業し、そのユニークなデザインは
オランダ・アムステルダムの
コンセルトヘボウを模しております。この施設は、
ハウステンボス(HTB)の美しい町並みに調和し、他のウインズとは明確に異なる存在感を放っています。
施設の内部には、本格的なオペラハウスを再現した空間が広がっており、その魅力も多くの訪問者を引き寄せています。また、競馬が行われない日には、ホールとしても使用され、会議や映画の試写会、コンサートなど、さまざまなイベントが開催されてきました。特に2023年からは、1階のゲルックホール部分が
ハウステンボス歌劇団の劇場に活用されており、地域の文化活動の中心としての役割も果たしています。
施設の構成
ウインズ佐世保は、各フロアが明確に機能分けされています。
- - 1階: 発売・払い戻し、インフォメーション、売店があります。
- - 2階: モニタールーム(84席)があります。
- - 3階および4階: バルコニー席が設けられていますが、現在は閉鎖中です。
館内は全フロア禁煙および撮影禁止でしたが、2023年現在は撮影が許可されるようになりました。ただし、撮影を行う際は、他の利用客や施設の係員が写らないよう配慮が求められます。なお、2015年1月からは2階以上のフロアが閉鎖されており、2025年の12月28日には営業を終了する計画です。ただし、営業終了後も、2026年初頭の競馬開催日には払い戻しサービスを行う予定です。
アクセス
ウインズ佐世保へのアクセスは非常に便利で、以下の方法が利用できます:
- - 車: 西九州自動車道の佐世保大塔ICから約15分。
- - JR: 佐世保駅から車で約25分、あるいは大村線のハウステンボス駅から徒歩約25分。
- - バス: 西肥バスの「ハウステンボス西門行き」を利用し、ウインズ佐世保前バス停から徒歩約3分(中央競馬開催日には運行)。
特に、県営バスによる高速バスの長崎 - HTB・ウインズ佐世保線は、週末や祝日、年始年末に運行されています。
2015年10月以降は、HTB館内との行き来ができなくなり、代わりにHTBの利用客専用の投票コーナー(HTB投票所)が設けられています。
営業時間と発売単位
ウインズ佐世保の発売および払い戻し時間は次の通りです:
- 発売時間: 原則として9時20分から最終レース締切まで(前日発売は16時50分まで)
- 払戻時間: 原則として9時20分から16時50分まで
- HTB投票所は土曜日・日曜日に限り、9時30分から16時30分まで営業。
馬券の購入は全賭式100円単位で行われます。
ウインズ佐世保は、地元文化と競馬を楽しむ場として、地域の人々に愛され続けるスポットです。