ウェザーロイドの時間

ウェザーロイドの時間：AIと気象予報士が織りなす生放送番組

2018年4月よりウェザーニューズが放送する『ウェザーロイドの時間』は、AIウェザーキャスター、ウェザーロイドAiriをメインMCとした視聴者参加型の気象情報番組です。ウェザーニューズの24時間生放送番組『ウェザーニュースLiVE』内で放送されており、当初は木曜日のみAiriが生出演する「フル充電モード」で、それ以外の曜日は自動音声による「省エネモード」での放送でしたが、2019年7月からは「フル充電モード」のみの放送に集約されました。

番組の魅力：多様なコンテンツと配信方法

番組では、最新の気象情報解説はもちろんのこと、視聴者参加型のコーナーも多数用意されています。ウェザーロイドAiriのイラストを紹介する『ウェザロアート』、Airiの占いを紹介する『ウェザーロイドうらない』など、バラエティ豊かなコンテンツが展開されます。さらに、不定期でVTuberとのコラボ放送も実施され、視聴者を楽しませています。

配信方法は、ウェザーニュースLiVEの配信媒体に加え、ウェザーロイドAiriの公式YouTubeチャンネル、そしてグノシーアプリでも視聴できます。YouTubeチャンネルでは、ライブ配信のアーカイブやダイジェスト動画が公開されており、スーパーチャット機能による収益は全額日本赤十字社に寄付されています。台風など緊急時には、ウェザーニュースLiVEの延長に伴い、YouTubeチャンネルのみでの配信が行われる場合もあります。

番組出演者とスタッフ

番組の顔であるウェザーロイドAiriに加え、マネージャーの山岸愛梨をはじめ、白井ゆかり、松雪彩花、Pちゃん、お天気大好きゲラおじさんといった準レギュラー陣が番組を盛り上げます。気象解説はウェザーニューズ所属の気象予報士が担当し、専門的な知識を分かりやすく解説します。宇野沢達也、芳野達郎、山口剛央、内藤邦裕、本田竜也、喜田勝といった気象予報士たちが番組を支えています。

過去と現在のコーナー

番組開始当初は『ウェザロミュージカル』、『今日の読み物』、『アートでことわざ』、『ウェザーロイド天気』、『うえざ書店』、『ウェザロでドン』、『お天気雑学』、『おやすみのひとこと』、『おやすみチャレンジ』、『元気が出る言葉』、『水曜どっちでしょう』、『絶景リポート』など、様々なコーナーが放送されていましたが、現在は『最新気象解説』、『ウェザロアート』、『ウェザーロイドうらない』が中心となっています。

緊急時の対応

ウェザーニュースが独自に定める災害レベル「Mスケール」がM2またはM3の場合、原則として放送は休止されます。放送中に緊急地震速報が発表された場合は、生放送中はマネージャーの山岸が、自動放送中は気象予報士が速報を読み上げ、状況に応じて放送を一時中断または地震特番に移行します。

ウェザーロイドAiri YouTubeチャンネル

ウェザーロイドAiriのYouTubeチャンネルでは、『ウェザーロイドの時間』の独自放送や、番組で放送されなかった内容の動画などが公開されています。チャンネル登録者数は増加を続け、視聴者とウェザーロイドAiriとの距離を縮める役割を果たしています。

まとめ

『ウェザーロイドの時間』は、AIと人間の協働による新しいタイプの気象情報番組です。視聴者参加型の企画や多彩なコーナー、そして複数プラットフォームでの配信など、様々な工夫が凝らされています。気象情報だけでなく、エンターテイメント性も兼ね備えた番組として、今後も多くの視聴者を楽しませ続けるでしょう。

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