ウエンズデー J-POP

ウエンズデー J-POP

『ウエンズデー J-POP』は、NHK BS2で2006年4月から2011年3月まで、毎週水曜日に放送されていた音楽情報番組です。J-POPの最新情報を中心に、ライブパフォーマンスやアーティストとのトークを通じて、音楽の魅力を多角的に伝えていました。

概要

この番組は、J-POPの新譜が数多くリリースされる水曜日の夜に、最新の音楽情報を届けました。新曲紹介、ライブ情報、ヒットチャートの紹介に加え、旬なアーティストをスタジオに招いてのトークコーナーも設けられていました。司会は、タレントのさくらさんが一貫して務め、親しみやすい雰囲気で番組を盛り上げました。

番組名は2010年3月17日まで「最新ヒット ウエンズデーJ-POP」でしたが、オープニング映像では「最新ヒット WEDNESDAY J-POP」と表記されることもありました。番組表などでは「ウエンズデーJ-POP」と略されることが一般的でした。

BS2での放送は毎週水曜日でしたが、時間帯や放送形態は何度か変更されました。BS hiでも放送され、NHKワールド・プレミアムを通じて海外でも視聴可能でした。

歴史

2006年の放送開始当初は23:30 - 23:59の30分番組でしたが、2007年1月には放送時間が拡大され、木曜日（水曜日深夜）0:00 - 0:39の40分番組となりました。

2008年4月からは、NHK放送センター内の「みんなの広場ふれあいホール」からの公開生放送となり、放送時間も18:00 - 18:39に移動しました。また、同日深夜には再放送も行われました。公開生放送では、ホールだけでなく、NHK放送センターの屋上など、都内各所からの生中継も実施されました。

2009年4月からは、放送時間が20:00 - 20:49の49分となり、番組史上最長となりました。放送時間の拡大に伴い、ゲストアーティストを2組以上招くことが多くなりました。

2010年4月には、放送時間が40分に戻り、20:00 - 20:39の放送となりました。番組名も「ウエンズデー J-POP」に変更され、BS2での再放送も再開されました。

2011年4月のNHK衛星放送再編に伴い、番組は2010年度をもって終了しました。2011年3月2日（BS-Hiは3月3日、BS2再放送は3月4日）に最終回1時間スペシャルが放送され、5年間の歴史に幕を閉じました。

放送時間

BS2
2006年度：毎週水曜日 23:30 - 23:59
2007年度：毎週水曜日 深夜0:00 - 0:39
2008年度：毎週水曜日 18:00 - 18:39（本放送）、深夜0:00 - 0:39（再放送）
2009年度：毎週水曜日 20:00 - 20:49
2010年度：毎週水曜日 20:00 - 20:39（本放送）、金曜日深夜0:00 - 0:39（再放送）
BS hi
毎週木曜日（時間帯は年度により変動）、金曜日深夜（再放送）
NHKワールド・プレミアム
毎週水曜日 深夜0:10 - 0:49

出演者

ナビゲーター：さくら
音先案内人：亀田誠治、寺岡呼人、本間昭光
さくらベイビーズ：安倍エレナ、池田光咲、宇田ひろこ、伊勢みはと、夏乃美菜、前田希美
ナレーター：田子千尋

コーナー

TODAY'S GUEST
THIS WEEK NEW SONG
THIS WEEK LIVE
WEDNESDAY DOCUMENT
THIS WEEK HIT CHART

スタッフ

番組終了時のスタッフは以下の通りです。

技術：杉尾典親
撮影：関本浩則
音声：吉田英人
照明：石橋良修
映像技術：小川覚徳
美術：小針明
ディレクター：中川暢子
制作統括：柴崎哲也、浦上光太郎
制作：NHKエンタープライズ
* 制作・著作：NHK

『ウエンズデー J-POP』は、5年間にわたり、延べ163組のアーティストが出演し、日本の音楽シーンを彩る重要な番組として親しまれました。

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