みんなの広場ふれあいホール

みんなの広場ふれあいホールの概要

みんなの広場ふれあいホールは、東京都渋谷区神南に位置するNHK放送センター内の公開放送用オープンスタジオです。このホールは、2000年からの仮設設備「みんなの広場」を基にリニューアルされ、恒久的な公共のスタジオとして2004年3月22日に開設されました。

設備と構造

この施設は、地上3階建てで、1階には公開スタジオと楽屋、2階には入口と副調整室、そして3階にはNHKアーカイブスの視聴コーナーとギャラリーが配置されています。入場者は自由にアーカイブスを見学できるほか、番組収録の様子を1階のスタジオ内で観察することもできます。ただし、観覧には原則として事前に申し込みが必要で、詳細はそれぞれの番組により異なるため、公式ページを事前に確認することが推奨されます。

見学が可能な時間は、開館日の日中、10時から18時までです。なお、リハーサルなどの準備期間中は非公開となる場合もあるので注意が必要です。

収容人数とイベント

1階に設置されているホール（NHK放送センターCT-200スタジオ）は、285席（椅子281席、車椅子4席）の収容能力を誇ります。また、年間を通じて様々な番組が収録され、その中には「公園通りで会いましょう」や「お昼ですよ!ふれあいホール」など、多彩な内容の帯番組が含まれています。

他にも、特別イベントとして不定期に「ハイビジョンシアター」が開催されることもあり、その際は自由に入場することが可能です。

設備の閉館と今後の展望

みんなの広場ふれあいホールは、2016年8月30日に発表された『放送センター建替基本計画』に基づき、2020年の秋に解体されることが決まっています。跡地には、緊急報道に対応するための「情報棟」が建設される計画が進行中です。このように、地域の情報発信の場として重要な役割を担っていたこのホールは、2020年1月に公開を終了し、同年5月11日にスタジオパークと共に閉館しました。

入場および公開収録の注意点

公開収録やイベントの観覧には、事前予約が通常必要ですが、生放送番組の場合、NHK側の都合で時間変更が生じることもあります。また、悪天候や不測の事態の際は、公開収録が中止される場合もあるため、訪問予定の方は最新の情報を公式サイトで確認することが大切です。

このように、みんなの広場ふれあいホールは、NHKが多くの市民にテレビ放送を身近に感じてもらうために設けた学生のレクリエーションにもあたる重要な場所でした。

もう一度検索