ウラ関根TV

ウラ関根TVについて

『ウラ関根TV』（うらせきねティーヴィー）は、テレビ東京系列で放送されたバラエティ番組です。全51回の放送があり、2003年4月4日から2004年3月26日まで、金曜の深夜に放送されていました。この番組は、テレビ東京、テレビ大阪、ホリプロの共同制作によるもので、関根勤が「茶すすり処 関根」という架空の茶店のマスターとして登場しました。

番組の概要

『ウラ関根TV』では、関根勤がゲストを招き、さまざまな映像を観ながらトークを繰り広げる形式が採られました。男性ゲストには主に若手お笑い芸人、女性ゲストには多くのグラビアアイドルが参加しました。観賞するビデオの内容は多岐にわたり、関根やその関係者が出演する映画から、外国のB級映画、スポーツのレッスンビデオなどが用意されていました。また、観覧者は視聴するビデオについても情報を投稿することができ、番組の進行に反映させる取り組みも行われました。

特に印象的なコーナーの一つは、「女子禁制プライベートビデオ」です。このコーナーでは、新人グラビアアイドルのビデオを使用し、関根が彼女たちを評論するというユニークな内容でした。観賞中には、アイドルの動きや体のディテールを一時停止やスロー再生を駆使して熱く語る様子が見られました。最終的には、「ホゲ顔」と呼ばれるにやけ顔で妄想にふけるのが恒例となっていました。女性ゲストは禁止されていたため、彼女たちは別のスペースにて同じビデオを視聴していました。女性ゲストが戻ってくる際には、男性陣が慌ててビデオの資料を片付けることで笑いを誘っていましたが、MEGUMIだけは特例としてこのコーナーに参加していました。

番組の特徴

この番組は、関根勤の普段とは異なる一面を見せる場でもありました。TBSラジオの『コサキンDEワァオ!』や舞台『カンコンキンシアター』で見られる関根の「ウラ」を垣間見ることができる内容でした。番組冒頭では様々なお茶をゲストに薦めるシーンがありました。また、「茶すすり処 関根」の名前通り、上半身はワイシャツとネクタイ、さらに柔道着の上着と黒帯を着用し、「男らしい店」というイメージを強調した関根の姿が印象的でした。

終わりに

番組内では、関根の妄想やアイドルに対する評価が「格言」としてセットに掲示されていました。放送当時、関根の盟友である小堺一機が関根の行動について説明するエピソードもあり、彼の創造力の豊かさが伺えます。番組のエンディングでは、wafflesの「リズム」が流れていました。

『ウラ関根TV』は、関根勤のユーモアと独自の視点が存分に引き出された深夜のバラエティ番組であり、多くの視聴者に愛されていました。

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