ウンナンさん
『ウンナンさん』は、
2003年9月30日から
2004年3月23日まで、主にTBS系列で放送された日本の
バラエティ番組です。放送時間は毎週
火曜日の23:55から翌0:35までで、
ウッチャンナンチャンの公式な番組名として「ウンナンさん」が用いられていました。これは彼らの名前を想起させるタイトルであり、視聴者に親しみやすさをもたらしました。
番組の概要
この番組の特徴は、全国の高校生からの応募によって選ばれた挑戦者が、
ウッチャンナンチャンと様々なゲームで対決するというものでした。挑戦者が勝利した暁には、賞金として10万円が贈呈されるという仕組みでした。対戦形式は、高校生との真剣勝負が中心であり、彼らの活気や熱意が番組の魅力を高めていました。また、
内村光良と
南原清隆はそれぞれ「ウンさん」や「ナンさん」と呼ばれ、観客との距離感を縮める役割を果たしました。
番組が始まると、スタジオでは視聴者から寄せられたハガキが読み上げられ、これが番組の進行の一部となっていました。このスタジオは、以前に
ウッチャンナンチャンがパーソナリティを務めていたラジオ番組『オールナイトニッポン』のブース風に装飾され、当時の雰囲気を演出していました。そして、BGMにはこのラジオ番組のテーマ曲「ビター・スイート・サンバ」が用いられており、視聴者に懐かしさを感じさせる要素となっていました。
進行の変化
放送が進むにつれて、形式は徐々に変化していきました。番組の末期には高校生に限らず、一般の出場者が関与せず、主にタレント同士での対決が行われるようになりました。この変化に伴い、南原は最終回のエンディングで「この番組、最後は迷走しましたね」と語り、試行錯誤を経ながらも大きな変化を感じさせるエンディングを迎えました。
出演者
この番組には、
ウッチャンナンチャンの二人が出演しており、
内村光良(ウッチャン)と
南原清隆(ナンちゃん)が中心的な役割を果たしました。さらに、
内村光良の従兄である
内村宏幸も参加し、多彩なキャラクターがプログラムを盛り上げていました。彼らの軽妙なトークとテンポの良い進行は、視聴者の心を捉え、支持を得る要因となったのです。
関連項目
この『ウンナンさん』の放送以前には、同系列の番組『新ウンナンの気分は上々。』から連なる形式があり、終了後には『
UN街』として新たな
バラエティ番組が放送されました。これらの関連作品は、
ウッチャンナンチャンのスタイルを受け継ぎつつ、独自のアプローチで制作され、視聴者を楽しませ続けました。
まとめ
『ウンナンさん』は、
ウッチャンナンチャンの魅力が詰まった
バラエティ番組であり、高校生との真剣勝負が展開される中で、視聴者に笑いや感動を届けていました。時代と共に変化する番組の内容は、彼らの成長と共に進化し、典型的な
バラエティ番組の一つとして多くのファンに親しまれました。