ウーゴ・レオナルド・シルバ・セレージョ

レオ・シルバ

基本情報

レオ・シルバ（本名：ウーゴ・レオナルド・シルバ・セレージョ）は、1985年12月24日にブラジルのマラニョン州サン・ルイスで生まれた元プロサッカー選手です。ポジションは守備的ミッドフィールダーで、豊富な運動量と高い戦術センスを持ち合わせており、サッカー界で多くの成功を収めてきました。

経歴

シルバは15歳でプロクラブのテストに合格し、フットサルをプレーしていた経歴を持ちます。2004年には20歳以下のブラジル代表に選出され、静岡県で行われたSBSカップでの出場を果たしました。2012年にポルトゥゲーザに所属し、セリエAでは36試合に出場し、キャプテンも務めました。

2012年12月、彼はアルビレックス新潟への移籍が発表され、5年契約が報じられました。新潟での初年度は、リーグ戦32試合に出場し、攻守にわたって存在感を示しました。特にボール奪取数はリーグで最も多く、チームの成績を7位へと導く重要な役割を果たしました。この活躍により、Jリーグアウォーズで優秀選手賞を受賞しました。

2014年も新潟と契約を更新し、33試合に出場。直接FKから4得点を含む6得点を記録し、再度優秀選手賞を獲得し、ベストイレブンにも選ばれました。しかし、2015年には肝機能の異常により急性胆嚢炎と診断され、手術を経て復帰しました。

2016年には鹿島アントラーズに加入し、その後も中盤での活躍を続けました。ゴールは少なかったものの、その運動量とボール奪取能力でチームに貢献し、優秀選手賞を受賞しました。2022年には名古屋グランパスでプレーし、その後ブラジルのモト・クルブ・ジ・サン・ルイスに加入し、1シーズンを経て現役を引退する予定です。

プレースタイル

彼は中盤の底でプレーし、守備と攻撃両方でチームに貢献できるボランチとして知られています。正確な技術と高い戦術センスでゲームを組織し、時にはフィニッシュの場面にも絡むことで知られています。名波浩氏が「ボールアプローチのセンスが抜群」と評すように、相手のボールを奪う能力にも長けています。

私生活

レオ・シルバは夫人と2人の子供を持つ父親です。特に好きな食べ物は、亀田製菓の「ハッピーターン」であり、新潟滞在時にはこのお菓子を好んで食べていました。2014年には、自らの決勝点による勝利を祝してハッピーターン1年分を贈られるというエピソードもあります。また、息子と共にハッピーターンの製造工場を訪れるなど、家族との交流を大切にしています。

成績とタイトル

• - チームタイトル

- 鹿島アントラーズ
- FUJI XEROX SUPER CUP：1回（2017年）
- AFCチャンピオンズリーグ：1回（2018年）

• - 個人タイトル

- Jリーグベストイレブン：1回（2014年）
- Jリーグ月間MVP：1回（2014年4月）
- Jリーグ・優秀選手賞：3回 (2016年、2018年、2019年)

レオ・シルバはそのキャリアを通して、強力な守備力と高い技術力で多くのファンに支持されてきた選手であり、サッカー界において特別な存在として記憶されるでしょう。

もう一度検索