エクセルグランデ刈谷銀座タワー

エクセルグランデ刈谷銀座タワー

エクセルグランデ刈谷銀座タワーは、愛知県刈谷市銀座3丁目に位置する高層マンションです。商業施設としては銀座ツリープラスという名称で親しまれています。刈谷市において最も高い建造物として知られています。

特色

名鉄三河線刈谷市駅の西側に広がる旧市街に位置し、地上28階、高さ約95.1mを誇ります。総戸数は81戸です。2016年に竣工し、それまで刈谷市で最も高かったAKARIYA（地上23階、高さ約82m、総戸数129戸）を抜き、新たなランドマークとなりました。

低層階である1階と2階には、デイサービス施設や保育所が併設されており、地域住民の生活をサポートする役割も担っています。

特筆すべき点として、この土地は定期借地権に基づいており、借地期間は2080年3月31日までと定められています。これは、2080年までに建物が解体される予定であることを意味します。

沿革

以前、この場所にはユニー刈谷銀座店がありましたが、1988年に閉店しました。その後、2010年代には駐車場として利用されていました。

刈谷市は、この市有地の開発に関して民間事業者からの提案を募る公募型プロポーザルを実施しました。その結果、刈谷市に本社を置く角文が代表を務める刈谷中町まちづくり共同事業体の提案が採択されました。刈谷市は銀座3丁目・4丁目と寺横町5丁目の市有地約6000平方メートルに対して、63年間の定期借地権を設定し、選ばれた事業者が施設を整備・運営することになりました。設計は、刈谷市出身の鵜飼哲矢事務所が担当しました。

2020年2月19日には、再開発複合ビルの完工式が行われ、ビルを含む敷地一帯が銀座ツリープラスと命名されました。この複合施設には、生鮮食品スーパー、様々な商業テナント、認可保育園、高齢者向けデイサービス施設、医療機関、そして地域住民のためのコミュニティスペースなどが含まれています。同年3月には、マンションへの入居が開始されました。

交通アクセス

名鉄三河線 刈谷市駅から徒歩約5分と、非常にアクセスしやすい立地です。

エクセルグランデ刈谷銀座タワーは、刈谷市の新たなシンボルとして、そして地域社会に貢献する施設として、その役割を果たしています。

外部リンク

公式ウェブサイト - ウェイバックマシン（2022年1月30日アーカイブ分）

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