エスエスケイ

株式会社エスエスケイ（SSK）について

株式会社エスエスケイ（SSK）は、1946年に創業し、大阪市中央区の上本町に本社を構えるスポーツ用品の製造・販売を行っている企業です。特に野球用品に特化しており、そのクオリティと信頼性から多くのプロ選手との提携も持っています。

創業者の佐々木恭三が京都で運動具店を開いた後、1950年には大阪に移転し、社名を「株式会社佐々木恭商店」に変更しました。1956年に「佐々木株式会社」に改名後、1972年に現在の上本町に本社を移転。1987年には今の社名である株式会社エスエスケイに変更されました。この社名は創業者の名前「佐々木」をローマ字で表した「SaSaKi」が由来となっています。

エスエスケイは、野球用品の他にも、サッカーやアウトドア用品の販売にも力を入れています。特に、デンマークに本拠を置くサッカー用品メーカー「ヒュンメル」や、ドイツのアウトドアブランド「ショッフェル」の国内総代理店としても知られています。

プロアドバイザリースタッフと契約選手

エスエスケイは、元阪神タイガースの村山実や元読売ジャイアンツの柴田勲を初めとする、多数のプロ野球選手とアドバイザリー契約を結んでいます。村山は、現役引退後の1973年から1976年までエスエスケイの開発室長として勤務しながら、野球解説者としても活躍していました。現在も多くの有名選手と契約しており、名選手たちの信頼に応える製品を提供しています。契約選手には、坂本勇人、岡本和真、北條史也などが名を連ねています。

審判用具の取り扱い

また、2005年からはプロ野球セントラル・リーグの審判部との契約も結んでおり、審判用のユニフォームや用具を提供しています。これは、同リーグの審判に向けた専用の最新設備を整え、プロの試合を支える重要な役割を果たしています。

広告活動

エスエスケイは、1970年代からテレビCMやスポンサーとしても目立つ存在です。人気アニメやテレビドラマのスポンサーを務め、当初「SSKスポーツ品」として提供していたクレジットは1980年代に「スポーツSSK」に変更されました。1990年代には、屋上でキャッチボールをする企業のビジネスマンたちをフィーチャーしたCMが話題に。また、練習中の打球音で「猫踏んじゃった」を演奏するCMが国際的にも評価されました。

まとめ

エスエスケイは、豊かな歴史を持ちながらも常に革新を追求し、スポーツに情熱を注ぐ企業です。特に野球用品への深いこだわりと、プロ選手たちとの強い繋がりが、その実績に表れています。他のスポーツ用品分野でも積極的に展開し、市場での力をさらに強化しています。これからもその活動に注目が集まります。

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