エスタディオ・デ・バタ

エスタディオ・デ・バタは、赤道ギニア最大の都市であるバタに位置する多目的スタジアムです。2007年に建設され、国内における重要なスポーツ施設としての役割を担っています。

概要

スタジアムの最大の特徴は、その収容人数の多さです。設立当初は22,000人収容でしたが、2012年に赤道ギニアとガボンで共同開催されたアフリカネイションズカップの開催地に選ばれたことを契機に、大規模な拡張工事が行われました。その結果、現在の収容人数は35,700人にまで増加し、国内最大のスタジアムとなりました。

この拡張工事によって、観客席だけでなく、選手や関係者向けの設備も大幅に拡充されました。ロッカールーム、記者会見室、VIP席などが新設または改修され、国際的なスポーツイベントに対応できる水準へと向上しました。

主要なイベント

エスタディオ・デ・バタは、アフリカネイションズカップ2012において重要な役割を果たしました。オープニングセレモニーの舞台となり、大会の幕開けを華やかに飾りました。また、準決勝の会場にも選ばれ、白熱した試合が繰り広げられました。これらのイベントを通じて、スタジアムは国際的な注目を集め、その存在感を高めました。

アフリカネイションズカップ以外にも、2008年にはアフリカ女子選手権の会場となるなど、様々なスポーツイベントが開催されています。国内の主要なサッカークラブの試合会場としても利用されており、地元住民にとってスポーツ観戦の重要な拠点となっています。

将来の展望

エスタディオ・デ・バタは、今後も赤道ギニアにおけるスポーツ振興の重要な役割を担うことが期待されています。国際的なスポーツイベントの誘致や、国内リーグの活性化などを通じて、地域社会に貢献していくことが期待されています。また、スタジアムの維持管理や設備の更新などを継続的に行うことで、常に最高の状態で利用できるよう努めていく必要があります。

外部リンク

footofeminin.fr
worldstadiums.comによる紹介
fussballtempel.netによるスタジアムの写真
panoramioによるスタジアムの写真 - ウェイバックマシン（2012年1月13日アーカイブ分）

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