エスモードジャポン

エスモードジャポン：世界基準のファッション教育を日本で

1841年、ナポレオン3世の宮廷服飾師であったアレクシス・ラヴィーニュがパリに創設したESMOD（École supérieure des arts et techniques de la mode）。世界最古にして名門のファッション専門学校として知られています。その日本校であるエスモードジャポンは、東京都渋谷区恵比寿に拠点を置き、国際的なファッション教育を提供しています。

グローバルな視点と実践的なスキル

エスモードジャポンは、パリ校の伝統とメソッドを受け継ぎながら、日本のファッション業界のニーズを反映した独自のカリキュラムを展開しています。単なる知識の習得にとどまらず、現場で即戦力となる実践的なスキルを重視。グローバルな視点と高い技術力を兼ね備えたプロフェッショナルの育成を目指しています。

多様なコースと充実したサポート体制

ファッションクリエイティブ学部、ファッションビジネス学部、国際学部など、多様なコースを用意。それぞれのコースで、ファッションデザイン、テクノロジー、ビジネス、そして国際的な視点に関する専門知識を学ぶことができます。また、夜間や土曜コースも設置しており、多様な学習ニーズに対応しています。
具体的には、ファッション基礎コース、ファッションテクノロジー学科、国際学部留学学科、インターナショナルクリエイティブ学科（英語）、インターナショナルファッションビジネス学科、ファッションビジネス基礎コース、スティリズムコース、モデリズムコース、ファッションビジネスコース（土曜コースのみ）といったコースがあります。

学生をサポートする体制も万全です。日仏をはじめとするインターナショナルな教師陣による少人数制の授業では、きめ細やかな指導を受けられます。さらに、姉妹校との交換留学制度や、国際学部留学学科におけるパリ校への3年次留学制度など、グローバルな経験を積む機会も豊富です。就職活動においても、専任のスタッフによるきめ細やかなサポートを受けられます。卒業時には、業界のプロフェッショナルによる審査会が開催され、学生のスキルを評価します。

産学連携と高い就職率

エスモードジャポンでは、企業やブランドとの連携を重視した産学協同プロジェクトも積極的に行っています。現場での実践経験を積むことで、学生のスキル向上に役立てています。その結果、卒業生の就職率は100％と非常に高く、多くの卒業生が日本のファッション業界で活躍しています。

エスモードジャポンの歴史

エスモードジャポンは1984年に東京・原宿で開校し、その後恵比寿に移転。1994年には大阪校を開設しましたが、2016年に閉校し京都に移転しました。京都校は2019年度で閉校しました。

創設者の功績

学校創設者であるアレクシス・ラヴィーニュは、マヌカン（人台）とメジャー（巻尺）を考案した人物でもあります。また、裁断方法を体系的に記述した書籍を出版し、当時のファッション業界における徒弟制度に革命をもたらしました。

知名な卒業生

エスモードジャポンからは、数多くの著名なデザイナーやクリエイターが輩出されています。桐島かれんさん（中退）、宇津木えりさん（mercibeaucoup,）、田川啓二さん（夜間コース）、伊賀大介さん（中退）、武内昭さん、中西妙子さん、森田美和子さん（シアタープロダクツ）、黒田雄一さん（LAD MUSICIAN）、鈴木淳哉さん（chloma）、増田セバスチャンさん、唐渡亮さん、伊藤聡美さんなどが、その一例です。

まとめ

エスモードジャポンは、世界基準の教育と充実したサポート体制で、将来のファッション業界を担う人材育成に貢献しています。国際的な舞台で活躍したいと考える学生にとって、最適な環境と言えるでしょう。

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