エターナル・キングダム〜滅びの魔女と伝説の剣〜

エターナル・キングダム〜滅びの魔女と伝説の剣〜

『エターナル・キングダム〜滅びの魔女と伝説の剣〜』は、2008年7月25日にStudio e.go!よりリリースされたアクションRPGで、プレイヤーは架空の中世ファンタジーの世界を舞台に、様々な冒険を繰り広げます。

ゲームの概要

このゲームは、大きく二つのパートに分かれています。まず、アドベンチャー形式で物語を進めるストーリーパートがあり、その間に戦闘が挿入されるアクションパートが存在します。また、ゲームを2周目以降プレイすると、キャラクターの能力やアイテムを引き継いで楽しむことが可能です。

アクションパート

アクションパートでは、クウォータービューで表示されるキャラクターを操作し、他の敵や味方は自動で行動します。このため、敵の数が増えていく後半では、戦いの感覚がより派手になり、無双シリーズに似た楽しさを味わうことができます。また、ストーリーパートにおいて愛情値が高まると、パートナーキャラクターが戦闘中にコンボを助けたり、危機に際して助けてくれる機能が追加されます。

ストーリー

物語は、剣と魔法に囲まれた世界アヴィリオンを舞台に展開します。かつて、ダナーン王国は平和を築いていましたが、滅びの魔女により脅かされ、多くの犠牲を伴う戦争を経て、彼女を打ち倒します。しかし、ダナーン王家の指導者は戦いで重傷を負い、王家の血筋は途絶えてしまいました。

数百年後、多くの人々は、魔女の復活が迫っていることを知りませんでした。村で育った少年アレンは、ある日、仲間と共に森の冒険中に、古代の遺跡で神秘的なオーブを発見し、そこから一振りの剣を手に入れます。しかし、帰途につく際、魔物の襲撃に遭い、その過程でオーブを奪われてしまいます。彼は、数々の困難を乗り越えるために立ち上がり、ダナーン王国の復活へと向けた冒険の旅に出ることを決心します。

キャラクター

本作には多彩なキャラクターが登場します。主人公アレンは孤児として育ち、明るい性格と冷静な判断力を併せ持っています。幼馴染のティナは元気で心優しい少女、エルフの姫フィリアやドワーフの戦士ユミル、竜騎士のアシュレイなど、各キャラクターが独自の能力と個性を持ち、物語を彩ります。

悪役には、復活した滅びの魔女ディアドラとその側近レオンハルトが存在し、彼らは帝国の力を利用してアレンたちの前に立ちはだかります。

スタッフと音楽

本作の原画は山本和枝が担当し、主題歌「TAIGA～支流の束ね」はCANDYによって提供され、ゲームの雰囲気を一層引き立てています。

このゲームは、深いストーリー性と戦闘の楽しさを融合させた作品であり、多くのファンを持つシリーズに成長しました。

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