株式会社エディアの概要
株式
会社エディア(英: Edia Co., Ltd.)は、
東京都千代田区を本社とし、モバイルコンテンツ及び
スマートフォンアプリ、ソーシャルアプリの企画・製作・運用を行う
企業です。エンターテインメント性を際立たせた位置情報系コンテンツを提供しており、特に「MAPLUSキャラdeナビ」のように声優の音声で利用者をナビゲートする特徴があります。エディアはコンピュータエンターテインメント協会の正会員でもあります。
設立と歴史
エディアは
1999年4月9日に有限
会社として設立され、当初は
神奈川県海老名市に拠点を置いていました。設立後すぐに、携帯電話向けのメールマガジン配信サービスやユーザー参加型のクイズ、対話型ゲームなどを開始し、
2000年7月には株式
会社へと改組しました。最初の位置情報コンテンツとして「超らーめんナビ」や「ナビダス渋滞予報」を展開するなど、情報系コンテンツに注力しました。
事業の多様化
2006年には、
PlayStation Portable向けのナビゲーションソフト『MAPLUSポータブルナビ』を発表し、その後もPND(ポータブルナビゲーションデバイス)や
スマートフォン向けに多様なナビゲーションソフトを開発しました。特に声優の音声を活用したナビゲーションは、ユーザーに楽しまれる要素となっています。
2010年以後は、
スマートフォン向けアプリを数多くリリースし、特に「萌えテレ」では声優ボイスのキャラクターがお天気予報を伝える形式を取り入れています。また、2011年にはソーシャルアプリ「ヴィーナス†ブレイド」をリリースし、ゲーム事業にも進出しました。
主なサービスとタイトル
エディアは、自社の運営タイトルとして「魔雀ヴィーナスバトル」という麻雀とカードゲームを組み合わせたゲームを提供しており、さらに過去には「英雄伝説」や「SHOW BY ROCK!!」といった人気タイトルも手掛けてきました。また、特に「超らーめんナビ」は、食事関連の情報提供に特化したサービスとして広く認知されています。
上場・成長戦略
エディアは
2016年に
東京証券取引所のマザーズ市場に上場し、その後も成長を続けています。
2018年にはAKIBAホールディングスから株式
会社ティームエンタテインメントの株式を取得し、子
会社化。さらに近年では
Nintendo Switch向けのゲームソフトも積極的に展開し、最新作として「夢幻戦士ヴァリスCOLLECTION」など多岐にわたるジャンルのゲームがリリースされています。
2023年の発展
2023年には中国に子
会社を設立し、国際的な展開を図っています。また、
Nintendo Switch向けの最新作も続々と発表しており、その成長は留まるところを知りません。エディアは今後も、娯楽性豊かなモバイルコンテンツの開発を続け、ユーザーのニーズに応えていくことでしょう。このような多彩な事業展開により、エディアはモバイルコンテンツ業界において確固たる地位を築いています。