エトワールセト号

エトワールセト号の概要



エトワールセト号は、東京都新宿区と広島県の福山市、府中市、尾道市、三原市をつなぐ高速バス路線です。この路線は、全便予約制となっており、快適な移動を提供しています。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、需要が低迷していることから、運行状況は不安定です。実質的に、多客期のみの限定運行となっており、2024年1月7日から運休中です。

運行会社



エトワールセト号を運行しているのは、小田急ハイウェイバスと中国バスの2社です。小田急ハイウェイバスの世田谷営業所が夜行便を0.5往復担当し、中国バスの尾道営業所も同様に夜行便を0.5往復提供しています。

停車停留所



このバスは以下の主要停留所に停車します：

また、三原行きは足柄SAで、新宿行きは龍野西SAでの休憩もあります。

運行経路



エトワールセト号は、東京都内から始まり、渋谷区内を経由します。続いて、初台南出入口から首都高速道路に入ります。そこで、中央環状線や3号渋谷線を通り、東名高速道路、名神高速道路を経由して、中国自動車道と山陽自動車道に進みます。最終的には福山東ICから福山市、府中市、尾道市、三原市を経て目的地へ到着します。

歴史



エトワールセト号は1989年4月20日に運行を開始し、その後数回の変遷を経ています。2000年には小田急バスから小田急シティバスへ移管が行われ、さらに2006年には新たな中国バスに業務が移されました。2016年にはダイヤ改正が行われ、新宿南口が新たな停留所として追加されました。2020年からは新型コロナウイルスの影響を受けて当面の運休が続き、現在も運行状況は不安定です。2023年には運休が発表され、2024年に入っても運行再開の見通しは立っていません。

車両



運行されるバスは主に3列シートでトイレ付きのスーパーハイデッカー車が使われています。2019年まではコーヒーやお茶、おしぼりなどのサービスもありましたが、現在はおしぼりの配布のみ継続されています。多客期には通常のスーパーハイデッカーに加えて4列シートの車両も使用されることがあります。中国バスではハイデッカーや貸切車も運行に当たることが多いです。

結論



エトワールセト号は、東京と広島東部を結ぶ重要な交通手段ですが、コロナの影響で運行に関しては継続的な不安定さが見られます。今後の運行についての情報は随時チェックが必要です。

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