エドワード・クック (陸上選手)

エドワード・クック（Edward Tiffin Cook, Jr、1889年11月27日 - 1972年10月18日）は、アメリカ合衆国出身の陸上競技選手で、主に棒高跳びの選手として知られています。彼は1908年のロンドンオリンピックに出場し、棒高跳び競技において、同じアメリカ代表のアルフレッド・ギルバートと並び、見事金メダルを獲得しました。

競技成績

クックは、1908年と1909年のIC4A（大学対抗陸上競技協会）の走幅跳競技で優勝。さらに、AAU（全米体育協会）主催の棒高跳競技では、1907年に優勝し、1911年にも同点で1位になるなど、国内でも傑出した成績を残しています。

1908年のロンドンオリンピックでは、走幅跳と棒高跳の2種目に出場しました。棒高跳では、予選を1位で通過し、決勝ではギルバートと同記録を出し、金メダルを獲得しました。走幅跳では、6.97mの記録を出し、惜しくも4位入賞という結果でした。

競技以外

クックは、1910年にコーネル大学を卒業しています。最終学年時には、同大学の著名な秘密結社であるスフィンクス・ヘッド協会の会員に選出されました。

競技生活を終えた後は、農業に従事する傍ら、故郷であるチリコシーのファースト・ナショナル銀行で重役を務め、地域社会に貢献しました。彼は1972年に同地で生涯を終えています。

エドワード・クックは、オリンピックでの輝かしい成績に加え、学業や地域社会への貢献を通じて、多才な人物であったことがうかがえます。彼の功績は、アメリカの陸上競技史にその名を刻んでいます。

関連情報
1908年ロンドンオリンピックの陸上競技
オリンピックの[[陸上競技]]・男子メダリスト一覧

外部リンク
* エドワード・クック - Olympedia（英語）

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