エナジー宇宙

株式会社エナジー宇宙（Energy Sola Platforms Co., Ltd.）

株式会社エナジー宇宙は、東京都渋谷区に本社を置く、日本瓦斯（ニチガス）グループのエネルギープラットフォーム事業を担う企業です。都市ガスやプロパンガスなどのエネルギー供給を通じて、地域社会の発展に貢献しています。

概要

エナジー宇宙は、エネルギー小売事業を主力としており、ニチガスグループの一員として都市ガス供給事業を展開しています。2024年1月1日のニチガスグループ再編以前は、東彩ガス株式会社として、埼玉県東部を中心とした地域で都市ガスやLPガスのエネルギー小売事業を展開していました。具体的には、春日部市、越谷市、吉川市、松伏町、さいたま市岩槻区、宮代町、久喜市の一部、鴻巣市の一部、加須市の一部、茨城県五霞町などで都市ガスやLPガスを供給していました。また、比企郡滑川町や栃木県下都賀郡壬生町などではプロパンガスの販売営業所を展開していました。

沿革

エナジー宇宙の前身となる企業は、1960年代に都市ガス事業を開始しました。その後の変遷を経て、ニチガスグループの一員となり、事業領域を拡大してきました。

1960年（昭和35年）- 関東ガス株式会社設立。春日部市で都市ガス事業を開始。
1961年（昭和36年）- 東武ガス株式会社設立。越谷市で都市ガスの供給を開始。
1962年（昭和37年）- 東武液化ガス株式会社設立。プロパンガスの供給を開始。
1971年（昭和46年）- 吉川ガス株式会社設立。吉川町（現：吉川市）で都市ガスの供給を開始。
1975年（昭和50年）- 上記4社が東武グループ（東武鉄道系列）会社となる。
1993年（平成5年） - 上記4社が合併し、東武ガス株式会社が発足。
1998年（平成10年）- 天然ガスへの転換を完了。
2002年（平成14年）- ニチガスグループ（日本瓦斯系列）入り。
2003年（平成15年）- 東武ガスから東彩ガス株式会社に社名を変更。
2005年（平成17年）- 越谷市に新社屋《彩life館》完成。
2007年（平成19年）- 庄和都市ガス株式会社を吸収合併。
2014年（平成26年）- 株式交換により日本瓦斯の完全子会社となる。
2020年（令和2年）- 新日本ガス株式会社を吸収合併。
2024年（令和6年）1月1日 - 日本瓦斯へエネルギー小売事業を譲渡。東日本ガス・北日本ガスを吸収合併し、株式会社エナジー宇宙（そら）に社名を変更。本社を東京都渋谷区へ移転。

ガス供給区域

エナジー宇宙は、以下の地域でガス供給を行っています。

埼玉県：春日部市、越谷市、吉川市、松伏町、さいたま市岩槻区、宮代町、桶川市、久喜市の一部、鴻巣市の一部、蓮田市の一部、白岡市の一部、加須市の一部
茨城県：五霞町、取手市
千葉県：我孫子市（新木野・布佐地区）、栄町、成田市・富里町の一部
栃木県：真岡市、鹿沼市、小山市、下野市
神奈川県：川崎市宮前区（南平台・初山地区）、相模原市（上鶴間本町の一部）

関連会社

日本瓦斯株式会社
東日本ガス株式会社
北日本ガス株式会社

株式会社エナジー宇宙は、エネルギー供給を通じて、地域社会の発展に貢献することを目指しています。今後の事業展開に注目が集まります。

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