エヌ・ティ・ティ・ドコモ中国

NTTドコモ中国（NTT DoCoMo Chugoku）

NTTドコモ中国は、かつて中国地方を事業区域としていた日本の移動体通信事業者です。一般には「NTTドコモ中国」と呼ばれていました。株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの完全子会社として設立され、現在はNTTドコモの中国支社となっています。

事業区域

NTTドコモ中国は、以下の中国地方5県を事業区域としていました。

広島県
岡山県
鳥取県
島根県
山口県

沿革

NTTドコモ中国の沿革は以下の通りです。

1993年：エヌ・ティ・ティ移動通信網から分離独立しました。
1998年：エヌ・ティ・ティ中国パーソナル通信網（NTTパーソナル中国）からPHS事業を継承しました。
2002年：株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ中国に社名を変更しました。
2004年6月：ポケットベルの新規加入受付を停止しました。
2005年5月：PHSの新規加入受付を停止しました。
2007年3月31日：ポケットベル事業から撤退しました。
2008年：
1月7日：PHS事業から撤退しました。
7月1日：親会社の株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ（ドコモ中央）に吸収合併され、会社は解散しました。この会社の事業は親会社の中国支社に引き継がれました。

CMについて

NTTドコモのCMは、ドコモ中国（中国エリア）に限り「NTT DoCoMo中国」のロゴが入っていました。これは、中国地方では瀬戸内海沿岸地域を中心に、関西、四国、九州のテレビ放送が視聴できる地域があり、他のエリアと混同されないようにするためでした。また、かつてはドコモ中国のみのオリジナルCMが制作されており、江口洋介、三宅裕司、井川遥、柳葉敏郎などが起用されていました。

関連項目

NTTドコモ

外部リンク

合併により、ドコモ中国のホームページは削除されています。現在は、NTTドコモの本体サイトへの誘導案内に置き換えられています。

NTTdocomo
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