エフエムふじやま

FMふじやま（エフエムふじやま）について

FMふじやまは、山梨県南都留郡富士河口湖町、富士吉田市、南都留郡鳴沢村の一部地域を放送区域とするコミュニティFM局です。愛称は「エフエムふじやま」で、地域に密着した情報発信を行っています。

概要

FMふじやまは、エフエム甲府、エフエム八ヶ岳に次ぐ山梨県で3番目のコミュニティFM局として開局しました。周波数は77.6MHzで、これは富士山の標高3776mの下3桁に由来しています。放送エリアは富士河口湖町、富士吉田市、鳴沢村です。

放送内容

開局当初から「往年のヒット曲を中心に24時間放送する」というコンセプトで番組を制作しています。2019年6月時点での自社制作番組は、朝の「Good Morning ふじやま」と昼の「ふじやまワールドミュージック」の2番組です。夕方の自社制作番組はなく、「ふじやまワールドミュージック」は夜間に再放送されます。

番組は、日曜深夜を含めて24時間放送されており、自社制作番組以外の時間は、ミュージックバードの番組を放送しています。隣接地域のエフエム富士五湖もミュージックバードの番組を配信しているため、両局が同じ番組を放送している時間帯もあります。ただし、7月から9月までの富士登山シーズン中は、登山者向けに山の気温や天候などの気象状況、富士山に関する観光情報を放送します。英語による情報や注意事項の放送も予定されており、地震や台風などの災害時には災害情報を最優先で放送します。

歴史

FMふじやまの設立者は、都留市回生堂病院理事長の功刀融氏です。南都留郡内にコミュニティ[[放送]]局がなかったため、2012年頃から都留市内での開局を構想し、2014年からは民間事業として有志により準備を進めていました。同時期に、富士河口湖町は富士山が世界文化遺産に登録されたことや、平成26年豪雪などを背景に、観光情報と防災情報を発信するラジオ局の誘致を行っていました。

その結果、観光の中心である富士山近辺での開局が決まり、2014年12月16日に特定地上基幹放送局の予備免許を取得、2015年3月13日に特定地上基幹放送局の免許を取得し、15日に開局しました。開局特別番組には渡邊凱保富士河口湖町長が出演し、防災・観光情報の発信、地域活性化に期待する旨を述べました。また、防災無線が聞き取りにくい地域へ災害情報を提供することにも役立つとしました。

主な番組

Good Morning ふじやま（月曜日 - 金曜日 8:00 - 8:55）
パーソナリティ：渡辺博子（月）、小倉浩二（火）、綾瀬智子（水）、佐藤史親（木）、染谷剛（金）
ふじやまワールドミュージック（月曜日 - 金曜日 12:00 - 15:00）
パーソナリティ：雨宮知帆子（月）、小松かおり（火）、石部典子（水）、柳瀬ゴロー（木）、堀内詠子（金）
神部冬馬のピースフルデイズ（木曜日 9:00 - 10:55）
パーソナリティ：神部冬馬、渡辺博子

関連情報

エフエムふじごこ - 隣接する富士吉田市所在のコミュニティFM局。
エフエム御殿場 - 愛称が「富士山GOGOエフエム」のコミュニティFM局。

外部リンク

FMふじやま
山梨県富士河口湖町のコミュニティ[[放送]]局に予備免許 - 関東総合通信局 報道資料 平成26年12月16日（国立国会図書館のアーカイブ:2015年1月9日収集）

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