エフエムもりぐち

FM-HANAKO（エフエムハナコ）とは

FM-HANAKO（エフエムハナコ）は、株式会社エフエムもりぐちが運営していたコミュニティFM局です。大阪府守口市と門真市の一部地域を放送エリアとして、1993年7月に開局しました。西日本で最初のコミュニティ放送局であり、地域に密着した情報発信を行ってきました。

2023年3月31日をもって閉局し、29年の歴史に幕を閉じました。

特徴

地域密着の放送: 守口市・門真市を中心とした地域情報を発信し、地域住民の生活に寄り添う番組を制作していました。
24時間放送: 24時間放送を実施しており、日中は自社制作番組、夜間はミュージックバードの番組を放送していました。
オープンスタジオ: スタジオはオープンスタジオとなっており、自由に見学することができました。また、リスナーからの情報提供や番組参加を積極的に呼びかけていました。
イベント開催: 開局記念日や守口市民祭りなどのイベント時には、公開生中継を実施し、リスナー参加型のイベントや歌手のミニコンサートなどを開催していました。
FM文字多重放送: 全国のコミュニティ放送局で初めてFM文字多重放送を実施し、番組連動情報やニュース、天気、地域情報などを提供していました。
緊急地震速報: 近畿圏のラジオ放送局として初めて緊急地震速報の運用を導入しました。
SimulRadio: SimulRadioのサービスに参加し、インターネットでの聴取も可能でした。

番組

主な番組は以下の通りです。

さわやかワイド82.4
全員集合!!井戸端倶楽部
しあわせ歌BOX
原みどりとくーみんの歌好きパラダイス
川口哲也の演歌街道
プロムナード824
認知症ほっとサロン
もりかど探偵団
とびっきりサンデー

閉局

2023年1月25日に同年3月31日をもって放送を終了することが発表され、同日をもって閉局しました。最終日の3月31日には、特別番組『FM-HANAKO 閉局特番』が放送され、多くのリスナーが別れを惜しみました。

株主

FM-HANAKOの株主は、守口市、門真市、パナソニック、三洋電機（パナソニックグループ）、大阪国際学園、関西医科大学、三菱UFJ銀行、りそな銀行、京阪百貨店、ジャガーグリーン、守口門真商工会議所、FM-HANAKOもりぐち支援会、タイガー魔法瓶など、地域にゆかりのある企業や団体が名を連ねていました。

姉妹局

群馬県太田市のおおたコミュニティ放送（FM TARO）とは、太郎と花子という意味合いから、姉妹局の関係にありました。

関連リンク

エフエムもりぐち　YouTube
もりかど探偵団　公式ブログ
* FM TARO 76.7MHz - 群馬県太田市の姉妹局

FM-HANAKOは、地域に根ざした放送局として、長年にわたり地域住民に親しまれてきました。閉局は残念ですが、その功績は語り継がれていくことでしょう。

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