エフエムラジオ新潟

エフエムラジオ新潟の概要と歴史

株式会社エフエムラジオ新潟（通称：FM新潟）は、新潟県を対象にFM放送を行う特定の地上基幹放送事業者です。愛称は「FM-NIIGATA」として広く知られ、JFN系列に所属しています。コールサインはJOXU-FMであり、特に緊急告知FMラジオの機能を持つ数少ない民放ラジオ局の一つです。本社は新潟市中央区に位置しており、新潟市の各区を対象としたサービスを提供しています。

沿革

エフエムラジオ新潟は、1984年に新潟県にFM放送の周波数が割り当てられたことをきっかけに設立が始まりました。1987年4月に会社が正式に設立され、同年10月1日には全国24番目の民間FM局として開局しました。この時点で、新潟県内に初めての民放FM局が誕生しました。次の数年間で、様々な中継局が稼動し、放送エリアを拡大しました。

1995年には文字多重放送が本格的に開始され、リスナーへ新たな形で情報を提供するようになりましたが、2014年にはこの放送方式が廃止されました。2008年からは緊急地震速報の運用も始まり、地域の安全を守る共益な役割を果たしています。また、2012年にはインターネットでのIPサイマルラジオ「radiko」にも参加し、リスナーの利便性を向上させました。

2023年にはLIKEリアル総合住宅展示場の展示期間が終了し、地域の住まいに関するイベントや情報も提供しています。

会社の構成

エフエムラジオ新潟は、広域放送及び県域放送の民間ラジオ局としての特徴を持ち、リスナーとの信頼関係を築きながら運営されています。放送は365日体制で行われ、日曜日の深夜は短縮・休止されていますが、それ以外の日は朝5時から24時間体制で放送を行っています。

主要なスタジオ

本社スタジオは新潟市中央区にあり、万代シテイサテライトスタジオも併設されています。これは、公開放送を行うためのスペースとして利用されています。一方、長岡市には過去にサテライトスタジオも存在しましたが、現在は閉鎖されています。

番組のラインアップ

FM新潟では、幅広いリスナー層に対応するさまざまなプログラムが編成されています。自社制作番組も多数存在し、リスナーのニーズに応える内容が提供されています。特に、音楽番組や情報番組は多くの支持を集めており、地元のイベントや情報も盛り込まれて伝えられています。パーソナリティには地元出身の方も多く、親しみやすい番組構成となっています。

地域貢献

地域イベントなどへの参加や、地域情報の発信にも力を入れており、観光や地域振興に寄与しています。このように、エフエムラジオ新潟は単なる放送業務を超え、地域社会との繋がりを大切にした活動を展開しているのです。今後も地域密着型の放送局としての役割を果たしながら、新潟県の魅力を伝え続けていくことでしょう。

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