エフエム山形

エフエム山形について

エフエム山形（FM Yamagata Co., Ltd.）は、山形県を中心にFM放送を展開する特定地上基幹放送事業者です。通称FM山形、また愛称はRhythm Stationと称されています。この局のコールサインはJOEV-FMであり、JFN系列の一員です。

経歴と開局の背景

エフエム山形の開局は1989年4月1日で、日本国内のFM局として30番目の放送開始を果たしました。開局当初の愛称は「Boy-FM」で、これは80.4メガヘルツの周波数にちなんでいます。しかし、2010年4月に愛称をRhythm Stationに改名し、同時にウェブサイトのURLも変更され、プログラムの大幅な見直しが行われました。具体的には音楽番組中心の内容に改編され、ご自社制作番組の拡充も進められました。

開局以来、長年にわたる歴史の中で、様々な番組が放送されてきました。特に金曜日には5時間半にわたる生ワイド番組が初めて設けられ、この長時間放送はエフエム山形にとって新しい挑戦となりました。

自社制作番組とネットワーク

エフエム山形は、現在自社制作の比率がJFN系列の中で最も低い状態が続いています。主な番組として、月曜日から木曜日にかけての生ワイド番組「WAVE 4 yamagata」が挙げられます。平日の朝の生ワイド番組はかつて「Start Up」という番組が放送されていましたが、2020年に終了し、その後の改編によって2021年まで全曜日で朝ワイド番組が一時消失しました。

2022年からは日曜日の夕方に「MUSIC PICKLES」という新たな自社制作番組もスタートし、リスナーに新しい音楽体験を提供しています。

本社・支社所在地

本社は山形県山形市松山三丁目14番69号に位置し、庄内支社は鶴岡市に、東京支社は千代田区に構えています。それぞれの地域に根ざした放送を行っており、地域の情報や文化を発信しています。

これまでの沿革

エフエム山形の沿革は1984年から始まり、総務省が山形県にFM放送の周波数を割り当てたことから始まりました。その後、いくつかの公募を経て1989年に正式に開局しました。そして1995年には見えるラジオの文字多重放送が開始されつつ、2000年代にはインターネットを通じた配信を開始しました。

また、2020年からはradikoを通じて全国配信も行うようになり、さらなるリスナー獲得を図っています。

現在の活動

エフエム山形は、様々な自社制作番組を展開しつつ、全国の音楽やトレンドをリスナーに届けています。アナウンサー陣も地域に密着した情報やエンターテインメントをお届けし、リスナーとのコミュニケーションを大切にしています。

これからも地元の声を反映した独自の番組作りに努め、地域の皆様に愛される放送局を目指していきます。

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