エフエム岐阜

株式会社エフエム岐阜の概要

株式会社エフエム岐阜（エフエムぎふ）は岐阜県を放送対象地域として、FM放送を展開する特定地上基幹放送事業者です。通称はFM GIFU（エフエム ギフ）で、ラジオやテレビを通じて地域に密着した情報を提供しています。これは2001年4月1日に開局したもので、全国の民放FM局の中でも53番目の開局となり、JFN系列の最も新しい放送局として知られています。実際には、岐阜県における39年ぶりの新局開局ということで注目を集めました。

開局当初の愛称はRadio 80（レディオエイティ）でしたが、2015年1月から現在の愛称であるFM GIFUに変更されました。キャッチフレーズは「GLOCAL RADIO」で、地域密着型の放送を目指しています。なお、同局は本社が岐阜県大垣市に位置し、東海3県では唯一、県庁所在地以外の都市に本社を置く放送局でもあります。

放送内容

エフエム岐阜は、ただの音楽放送にとどまらず、スポーツ中継や地域に関連した情報番組を数多く制作しています。特に、自社制作のスポーツ中継は、いびがわマラソンやぎふ清流国体の開会式など、多様なイベントをカバーしています。また、2016年からはインターネットでのラジオ配信も開始し、聴取者の利便性を高めています。

特筆すべきは、他の多くの放送局とは異なり、エフエム岐阜では時報音がカットされることなくそのまま流されている点です。これにより、リスナーに対して正確な時間把握を提供しています。

放送局データ

エフエム岐阜の本社は大垣市の小野四丁目にあり、東京にある支社との連携で全国規模の情報ネットワークを形成しています。コールサインはJOXV-FMで、放送時間は24時間体制を基本とし、日曜日の深夜1:00から5:00まではメンテナンスのために一時放送を休止しています。特に、ニュースは中日新聞から配信され、2014年までは岐阜新聞も使用されていました。

歴史

岐阜エフエム放送株式会社にルーツを持つエフエム岐阜は、長い間の経緯を経て、新たなスタートを切りました。岐阜エフエム放送は1992年に周波数が割り当てられ、2000年に設立。その後、経済的な問題から解散し、放送事業は新たに設立されたエフエム岐阜に承継されました。このように、局の形態は変わっても地域貢献への姿勢は一貫しており、地域の声をしっかりと聞き取り、その情報を届ける姿勢が評価されています。

キャッチコピーと自社制作番組

現在のキャッチコピー『GLOCAL RADIO』は、地域と共に歩む姿勢を表しており、様々なジャンルの自社制作番組が展開されています。例えば、モーニング番組や午後のトーク番組など、多様な内容を提供しており、岐阜新聞や地方スポーツの最新情報に特化した番組も数多くあります。また、過去には多くの人気番組もあったため、今でもその影響が感じられます。

まとめ

エフエム岐阜は、地域の情報を優先しながら、リスナーに親しみやすい放送を心掛けています。これからも地域に密着した活動を続けていくことでしょう。

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