エフレン・ナバーロ

エフレン・ナバーロ（Efren Navarro）は、1986年5月14日、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡リンウッド出身のプロ[[野球選手]]です。左投左打の内野手、外野手としてプレーし、現在はメキシカンリーグのモンクローバ・スティーラーズに所属しています。愛称は「ナビ」です。

プロ入りとエンゼルス時代

2007年のMLBドラフトで、ロサンゼルス・エンゼルスから50巡目という下位指名を受けてプロ入りしました。ルーキー級のチームで経験を積んだ後、2011年にメジャーデビューを果たしました。2013年にはWBCメキシコ代表に選出され、打率.444を記録する活躍を見せました。2014年には、メジャーに定着し、サヨナラ安打やMLB初本塁打を放つなど、自己最多の64試合に出場しました。

2015年には、一塁手としての守備力が評価され、DRS+4、無失策という好成績を残しました。また、外野守備でも安定したプレーを見せました。しかし、2016年にはチームを離れ、マリナーズ傘下のチームへ移籍しました。

マリナーズ傘下時代

2016年、オリオールズへ移籍しましたが、すぐにDFAとなり、FAになりました。その後、マリナーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに参加。WBC予選のメキシコ代表に選出され、本戦出場に貢献しました。しかし、AAA級でプレーした後、自由契約となりました。

メキシカンリーグ時代

2016年、メキシカンリーグのティフアナ・ブルズと契約しましたが、1試合のみの出場で退団。その後、カージナルスとマイナー契約を結びましたが、FAとなりました。

タイガース時代

2017年、タイガースとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加。AAA級でプレーした後、メジャー契約を結び、23試合に出場しました。しかし、シーズン終了後にはFAとなりました。

カブス時代

2018年、カブスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに参加。メジャー契約を結びましたが、DFAとなり、再びマイナー契約となりました。AAA級では好成績を残しましたが、メジャーに昇格することはありませんでした。

阪神時代

2018年6月、阪神タイガースと契約し、NPBでのキャリアをスタートさせました。来日後、初出場で初安打・初打点を記録するなど、活躍を見せました。シーズンでは、一塁手を中心に、外野手としても出場し、打率.276、3本塁打、25打点の成績を残しました。2019年も残留しましたが、故障の影響で出場機会が減少し、シーズン終了後、自由契約となりました。

メキシカンリーグ時代

2020年、ティフアナ・ブルズと契約しましたが、新型コロナウイルスの影響でシーズンは中止となりました。2021年以降も同チームでプレーし、2023年にはモンクローバ・スティーラーズへ移籍しました。

選手としての特徴・人物

左打者で、シュアな打撃が持ち味です。特に、左投手を得意としています。守備では、一塁手としての評価が高く、外野の守備もこなします。ドラフト下位指名からのメジャー昇格は奇跡に近いと言われています。マット・マートンやブランドン・レアードとは親交があり、日本でのプレーについてアドバイスを受けていました。

詳細情報

年度別打撃成績

（2019年度シーズン終了時）

年度別守備成績

（2019年度シーズン終了時）

NPB初記録
初出場：2018年6月29日、対東京ヤクルトスワローズ戦
初打席・初安打・初打点：同上
初先発出場：2018年7月1日、対東京ヤクルトスワローズ戦
初本塁打：2018年7月22日、対横浜DeNAベイスターズ戦

背番号
19（2011年、2014年 - 2015年途中）
68（2013年、2013年WBC）
39（2015年途中 - 同年終了）
74（2017年）
50（2018年 - 同年途中）
99（2018年途中 - 2019年）
24（2017年WBC、2019年プレミア12、2021年東京オリンピック）

登場曲
「Legend」 - The Score（2018年）
「Body」 - Loud Luxury（2019年）

代表歴
2013 [[ワールド・ベースボール・クラシック]]・メキシコ代表
2017 [[ワールド・ベースボール・クラシック]]予選 メキシコ代表
2017 [[ワールド・ベースボール・クラシック]]・メキシコ代表
2019 [[WBSCプレミア12]] メキシコ代表
2020年オリンピック野球メキシコ代表

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