エリエ・ヘルナンデス

エリエ・ヘルナンデス選手のプロフィールと経歴

エリエ・ヘルナンデス（Elier Hernández）は、1994年11月21日にドミニカ共和国のサン・クリストバル州サン・クリストバルで生まれたプロ野球選手で、外野手として活躍しています。彼は右投右打の選手で、2024年から読売ジャイアンツに所属しています。

プロ入りとロイヤルズ傘下時代

ヘルナンデスは2011年にカンザスシティ・ロイヤルズと契約し、プロの道を歩み始めました。彼は2019年までロイヤルズのマイナーチームでプレーしましたが、メジャーリーグへの昇格は叶わず、シーズン終了後に自由契約となります。

レンジャーズ時代

2020年12月、ヘルナンデスはテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、新たなスタートを切りました。2021年には傘下のAA級フリスコ・ラフライダーズとAAA級ラウンドロック・エクスプレスで合計108試合に出場し、打率.232、16本塁打、62打点の成績を収めました。続く2022年、彼はAAA級ラウンドロックで開幕し、7月にメジャー契約を結ぶと、シアトル・マリナーズ戦でメジャーデビュー。初安打も記録しますが、のちにDFAにされ、元のマイナー契約に戻ります。

2023年にもレンジャーズと再びマイナー契約を結び、AAA級ラウンドロックで137試合に出場。打率.298、18本塁打、99打点を達成するものの、メジャーには昇格しませんでした。オフに再びFAとなりますが、その後もマイナー契約を結ぶことになりました。

読売ジャイアンツ時代

2024年5月10日、ヘルナンデスは読売ジャイアンツに入団し、背番号42を背負うことが発表されました。彼の推定年俸は5000万円と噂されています。入団後、28日に一軍に昇格し、福岡ソフトバンクホークスとの試合で「7番・右翼手」として先発デビュー。初打席で初安打を記録し、さらに30日には3ランホームランを放つなど、いきなりチームに貢献。その後の交流戦では全18試合に出場して打率.342を記録し、3本塁打、10打点をあげ、安打数でも全体2位にランクインしました。

しかし、8月には怪我により離脱。中日ドラゴンズ戦で負傷し、診断の結果、左手首を骨折して手術を受けることになりました。この怪我によってシーズンの大半を棒に振りましたが、離脱前の成績は打率.294、8本塁打、30打点と好調でした。

選手の特徴

エリエ・ヘルナンデス選手は、攻撃力と守備力の両方で優れた外野手です。広角に打ち分ける技術があり、打撃面では中距離打者としてチームの戦力となっています。また高い守備力を誇り、外野の全ポジションを任されることができる選手です。愛称は「エリ」や「エリー」で、マイナーリーグ時代には筒香嘉智選手や有原航平選手とチームメイトとして過ごし、彼らからの助言も受けています。

今後、ヘルナンデスがどのような成績を残していくのか、ファンとして楽しみにしています。

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